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じか火で焼いてガブリ 貝と酒のワンダーランドを巡る

2019/7/21

気づかぬうちに10粒以上をペロリ 「焼きハマグリSTAND」の貝料理

2軒目は今年19年4月20日にJR神田駅前にオープンした「焼きはまぐりSTAND 神田日銀通り店」。15年に開業し、ヒットした立ち飲み店「焼きはまぐりSTAND 八重洲店」の2号店だ。貝というくくりからさらにしぼり込み、「ハマグリ」に特化している。古くからハマグリの名産地として有名な、三重県桑名市直送のものを焼きハマグリや酒蒸しで楽しめる。

同店では焼き台が大きくせり出しているのが特徴で、店内はもちろん、店の外からでもハマグリが湯気を立てて口を開けるのが見える。それだけでもテンションが上がるが、殻を洗濯バサミでつまんで熱々をフーフー言いながら食べるのが最高だ。うま味が濃厚、肉厚だが、牛や豚の肉より食後感があっさりしていて、止まらなくなる。看板メニューの「焼きはまぐり」を、一番よく出るという白ワインと合わせると、気づかないうちに5個もペロリと食べてしまった。

「焼きハマグリSTAND」では、焼き台でハマグリが口を開けるたび、客も声を上げる

さらに、ハマグリとムール貝を好きな個数と、ベース(白ワイン、トムヤムスープ、キムチスープの3種いずれか)で調理してもらう「デポ蒸し」も味わった。これも非常に満足感がある。貝からのだしも食べ切るためのシメの具材(「水餃子」「〆フィジリ(ショートパスタ)」「焼きおにぎり」から選ぶ)を含めてあっという間に完食。客はほとんどが男性だそうだが、このデポ蒸しを夕食として食べに来る女性1人客もいるとのことで、その気持ちがよくわかる。

「うちでは『焼きはまぐり』をお通しで出し、お1人3、6、10個から選んでもらっています。『10個はいかが』と促すと『一人でそんなに食べられないよ』と言われる方が多いですが、結局すぐ食べてしまい『やっぱり10個にしておけばよかった』と苦笑いされています」(江幡賢店長)

3軒目は中野駅にある「ホタテん家(ち)」だ。「都内初のホタテ専門店」をうたい、18年4月にオープン。大須賀健太オーナーが前職(楽天での食材のECコンサルタント)時代に出合ってほれ込んだという、北海道枝幸町のホタテを使ったメニューを提供する。貝の中でも甘みがあって食べやすく、子供も大人も好きなホタテ。いつも身近にあるイメージだが、確かにホタテ専門店とは珍しい。

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