Men's Fashion

スポーティーなリブパンツ 全身同色系でまとめ上品に

How to

2019.6.26

GOETHE

デザイン的な要素が多いリブパンツ。色数まで多いとアスレチック風になってしまう。ゆえに全身をダークなワントーンで統一し、モードテイストに振るのが正解だ。

■ERMENEGILDO ZEGNA

一見ではエレガントなスラックスながらも、ウエストと裾の後部のみにリブを施すことで抜群のはき心地を兼備。素材はなめらかなコットンシルクであり、伸縮性も備えているので快適この上ない。控えめな光沢も上品だ。

パンツ\89,000、ジャケット\310,000、セーター\107,000(すべてエルメネジルド ゼニア)、スニーカー\89,000(エルメネジルド ゼニア クチュール/すべてゼニア カスタマーサービスTEL:03・5114・5300)

■LORO PIANA

ロロ・ピアーナが誇る世界で最も細い繊維のウール「ザ・ギフト・オブ・キングス」で編み立てた、ニット製のリブパンツ。カシミアやシルクとも違う、未体験のやわらかさとなめらかさを味わえる。編み地の変化で表現したサイドラインが都会的な雰囲気を醸す。

パンツ\424,000、ジャケット\475,000、セーター\161,000、スニーカー\85,000(すべてロロ・ピアーナ/ロロ・ピアーナ銀座並木通り本店TEL:03・3572・0303)

■GIORGIO ARMANI

アルマーニを象徴するシックなネロブルー(ダークネイビー)のリブパンツは、撥水加工を施した高密度のストレッチコットンポプリン製。ゆとりあるウエスト回りから裾にかけて絞った美しいテーパードシルエットが、スポーティながら泰然としたモダンな男性像を体現する。

パンツ\173,000、ブルゾン\530,000、スニーカー\78,000(すべてジョルジオ アルマーニ/ジョルジオ アルマーニ ジャパンTEL:03・6274・7070)

※記事中の価格は税抜きです。

Direction=島田 明 Text=竹石安宏(シティライツ) Photograph=隈田一郎 Styling=久保コウヘイ

GOETHE

[GOETHE 2019年7月号の記事を再構成]