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学ランの男子高に留学も レノボ現法社長は日本通 レノボ・ジャパン デビット・ベネット社長(上)

2019/6/25

■高校留学で初の日本へ

高校生になると、本格的にプログラミングを独習し始めた。当時、もう一つの転機が訪れた。かねて留学したいという思いを強くしていたところ、その機会が舞い込んだのだ。「世界中に一族が散らばっていたのに、唯一、アジアには誰もいませんでした。だからアジアに行こうと」。日本を選んだのは、パソコンやゲームで日本の技術力を、知っていたからでもあった。

受け入れ先の高校が男子校とも知らず、留学したという

「カナダにはフランス語圏もあるので、フランスから様々なアニメ番組が入ってきていました。でも、『あれは全部、日本のアニメだよ』と教えられました。確かに、今思えば学校でチャイムが鳴ったり、みんなで教室を掃除したり。全部、後で分かったことですけど」と笑いながら当時を振り返る。

■日本留学は「驚きの連続」

初めての高校生留学で10カ月を過ごしたのは、横浜商科大学高校(横浜市)だった。同校は03年から男女共学に移行したが、「僕が留学した当時は完全な男子校。そんなことも知らずに留学して、先生に『女子はどこに?』と聞いたら、返事は『いません』。着るものも学ランです。カナダでは全く考えられないことで、本当にびっくりしました」

だが、友達と打ち解けるのには時間がかからなかった。今までと全く違う習慣、文化、勉強に接する毎日は「自分の人生観を大きく変えました。日本人って、日本語って面白いと思いましたね」とベネット氏は懐かしそうに話す。

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