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露天やスライダー… 3世代で楽しい天然温泉スパ12選

NIKKEIプラス1

2019/6/23

西1位 別府 杉乃井ホテル
(大分県別府市) 770ポイント
さながら棚田、絶景を堪能

別府温泉にあるファミリー向けホテル。絶景の露天風呂、水着で楽しめる屋外温泉、スライダーなどを備え「心身ともにリフレッシュできる」(王麗華さん)。

5段の湯船を棚田状に広げた露天風呂「棚湯」は、別府湾や四国の佐田岬までを見晴らす。絶景を眺めながら、ゆったりとした時間を満喫できる。「ザ・アクアガーデン」エリアは水着で過ごす屋外型温泉で、塩分濃度の高い湯にぷかぷか浮かぶことができる大人限定の「フロートヒーリングバス」がユニークだ。このほか水と光の噴水アート、水で消せるクレヨンで落書きができるタイルなど、子供の遊び心をくすぐる工夫も。ワールドバイキングや日本料理など食事の種類も豊富で「全世代が楽しめる温泉テーマパーク」(杉本圭さん)。

(1)JR別府駅から無料シャトルバスで10分(2)棚湯とザ・アクアガーテンの入場料 土日祝日1800円(夏休みは別料金)(3)0977・78・8888

西2位 ナガシマリゾート
(三重県桑名市) 740ポイント
遊園地や買い物、家族満足

長島温泉「湯あみの島」、遊園地「ナガシマスパーランド」と「ジャンボ海水プール」をそろえた施設。男女合わせて17種類の露天風呂や内湯がある「湯あみの島」はアルカリ性単純泉で「刺激が少なく体にやさしい。世代を問わずに楽しめる」(上野さん)。

絶叫マシンや大観覧車などのアトラクションがある遊園地、伊勢湾から海水を入れたプールなど、子供が満喫できる施設が盛りだくさん。子供が遊んでいる間に「親や祖父母は敷地内にあるアウトレットで手軽に買い物ができるのがいい」(松本百加里さん)。植物園もあり、「たくさんの思い出を施設内で作ることができる」(中野里穂さん)。日が暮れた後は、夏限定の花火も見ものだ。

(1)JR・近鉄桑名駅からバスで20分(2)湯あみの島入館料2100円(遊園地の乗り物、プール入場などは別料金)(3)0594・45・1111

西3位 京都るり渓温泉 for REST RESORT
(京都府南丹市) 620ポイント
ハンモック、緩やかな時間

るり渓谷近くにある温泉施設。大自然の中で、ラジウムを多く含む温泉が堪能できる。「水着着用で楽しめるゾーンが充実」(中林貴美子さん)

テント型ハンモックや先端的なイルミネーションなど施設のバラエティーに富み、「気軽にアウトドアをしたい、温泉も入りたい家族におすすめ」(山内さん)。「京阪神から近く移動が楽」(富本一幸さん)

(1)JR園部駅からバスで30分(2)土日祝1800円(3)0771・65・5001

西4位 奈良健康ランド
(奈良県天理市) 600ポイント
超微細気泡で乳白色の湯

よもぎ風呂など期間限定で様々なイベント風呂が楽しめる。超微細な気泡で乳白色になった「ナノ酸素水テラピー風呂」など10種類ある。「大人から子供まで飽きることなく楽しめる」(王さん)

「大冒険ラリーや土日限定で開かれる吉本新喜劇などのイベントも豊富」(川尻さん)。「5つのレストランがありどの世代でも満足できる」(神崎彩さん)

(1)近鉄平端駅から無料バスで15分(2)1620円(3)0743・64・1126

西5位 クアリゾート湯舟沢
(岐阜県中津川市) 490ポイント
「美人の湯」子供も飽きず

全身を刺激する泡風呂やプールなどがある複合施設。弱アルカリ性の炭酸水素塩泉で、皮膚の角質を落としてくれるため「美人の湯」といわれている。

ウオータースライダーやトランポリンなど、輸入玩具販売のボーネルンドが監修した遊具を備える。「子供が飽きずに過ごせる」(中林さん)。中山道馬籠宿を観光した祖父母と待ち合わせにもいい。

(1)JR中津川駅から無料バスで15分(2)1700円(7月から)(3)0573・69・5000

西6位 シギラ黄金温泉
(沖縄県宮古島市) 430ポイント
琥珀色の源泉、桃源郷かも

宮古島・シギラ地区の地下1250メートルから湧き上がり、豊富な湯量を誇る琥珀(こはく)色の温泉は、「リゾートを満喫しながら温泉にもつかれる至福の空間」(上野さん)。

水着で入れるジャングルプールは洞窟湯などを備え「大人も子供もテンションが上がる」(中野さん)。祖父母は海を眺めながら波の音も楽しめる展望風呂で「海水浴気分を味わえる」(山内さん)。

(1)宮古空港から車で20分(2)1500円(3)0980・74・7340

■泉質と気兼ねなさ 両立不可欠

小さな子供からシニアまで。3世代を引き付けるためには、様々な工夫が求められる。西日本1位の杉乃井ホテルは「どの世代も飽きない施設で、かつ一緒にいられる設備が必要」と話す。東日本1位のスパリゾートハワイアンズは「温泉やプールなど世代ごとに楽しめる施設に加え、ショーや食事などすべての世代が一緒に集まれる場所を確保した」という。

3世代が満足するためには、シニアが満足できる天然温泉の泉質と、孫世代が訪れても気兼ねなく過ごせるような雰囲気が不可欠だ。今回の調査では、水深の浅い幼児用プールや好奇心をくすぐる遊び場など、小さな子供が安全で飽きずに過ごせる施設への評価が高かった。

ランクインした中には、宿泊できるところもある。これからの季節、周囲では花火などのイベントも多い。新しい時代の夏の思い出をつくりたい。

◇  ◇  ◇

ランキングの見方 数字は専門家の評価を点数化。施設名(所在地)。(1)アクセス(2)日帰り利用時の大人料金(税込み)(3)問い合わせ先電話番号。写真は東日本1位高井潤、同2位山田麻那美、西1位三浦秀行、同2位遠藤宏撮影。そのほかは各施設提供。

調査の方法 専門家の協力で、3世代で楽しめる天然温泉のスパを東日本、西日本それぞれ15施設リストアップ。東は11人、西は10人の専門家に「世代ごとの満足度」「子供への気配り」「温泉の質」などの観点で順位を付けてもらい、編集部で集計した。(伊藤新時が担当しました)

今週の専門家 ▽上野彩子(ゆこゆこ編集長)▽王麗華(いこーよ)▽川尻宣明(JTB商品企画部)▽神崎彩(アソビュー パートナーリレーション部)▽杉本圭(温泉カメラマン)▽富本一幸(トラベルニュース編集長)▽中野里穂(コモリブ編集担当)▽中林貴美子(トラベルライター)▽松本百加里(じゃらんリサーチセンター研究員)▽村田和子(家族deたびいく代表・旅行ジャーナリスト)▽山内彩子(コズレマガジン編集部)=敬称略、五十音順

[NIKKEIプラス1 2019年6月22日付]

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