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スマホ大容量プラン 格安SIMより大手が得なことも

格安SIM最前線

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NIKKEI STYLE

「格安SIM」という通称が示す通り、NTTドコモ、au、ソフトバンクといった大手キャリアに比べ、月額料金が安いことがMVNO(仮想移動体通信事業者)の特徴だ。ただ使い方によっては「大手キャリアのプランのほうが安い」という場合も出てくる。その代表が「大容量派」。「SNSや映像配信などスマホで人気のサービスを気兼ねなく楽しみたい」という人に向けたサービスは、格安SIMより大手キャリアのプランのほうが安くてお得なのだ。

条件次第で格安SIMより大幅に安い「ウルトラギガモンスター+」

ソフトバンクの「ウルトラギガモンスター+」は、通信容量が毎月50GBで月額7480円(2年契約あり、通話定額オプションなしの場合)の大容量プランだ。

指定されたサービスを利用したときの通信量が毎月の通信容量から差し引かれず、実質的に使い放題で通信できる「ゼロレーティング」機能(キャリアによっては「カウントフリー」や「データフリー」とも)にも対応しており、YouTubeや主要SNSなど全部で10のサービスが使い放題になる(LINEの通話機能など一部機能は対象外)。これらの対象サービス以外の通信が、毎月50GBまで使用できることになる。

ウルトラギガモンスター+は、格安SIMの大容量プランよりも安い。最大50GBまでの料金プランを提供しているイオンモバイルと比較してみよう。毎月50GBまで使えるイオンモバイルの「音声50GBプラン」は、月額8980円。ウルトラギガモンスター+のほうが1500円安い。

大手キャリアのLTEプランでは初の使い放題プラン

auが2019年の夏以降に提供を開始する予定の「auデータMAXプラン」も、大容量派には注目の料金プランだ。

ウルトラギガモンスター+はゼロレーティング機能の対象サービス以外の通信については毎月50GBまでという上限が設けられているが、auデータMAXプランはその制限さえない。

大手携帯キャリアの4G LTEでは初となる「使い放題」のプランなのだ。

月額料金は8980円(2年契約あり、通話定額オプションなしの場合)と、1万円近くになるが、イオンモバイルで一番通信容量が多い音声50GBプランも価格は同じ。それでいて、auデータMAXプランの通信容量は使い放題。「どんなサービスでも我慢することなく使いたい」という人向きのプランだ。

賢く大容量を楽しみたければ格安SIMを選ぶ手も

毎月50GBもの通信容量を必要とする大容量派にとって、ウルトラギガモンスター+やauデータMAXプランは格安SIMよりも月額料金が安くなるが、なかには格安SIMを選んだほうがお得になるケースがある。それは、格安SIMが提供するゼロレーティング機能の対象サービスをたくさん使う場合だ。

格安SIMでは通信容量が少ないプランでもゼロレーティング機能が利用できる。対象サービス以外で必要な通信容量が少なければ少ないほど、月額料金が安い料金プランを選べるのだ。結果として、大手携帯キャリアの大容量プランを選ぶよりも通信コストを低く抑えることができる。

ゼロレーティング機能に対応する主な格安SIMの対象サービスは、次のとおり。ウルトラギガモンスター+の対象サービスも併記した。

「スマホではYouTubeばかり見ている」という人の場合を考えてみよう。BIGLOBEモバイルの「3ギガプラン」は月額1600円で、エンタメフリー・オプションを追加すると月額2080円になる(音声通話SIMの場合)。通信容量は毎月3GBまでしか付かないが、YouTubeは好きなだけ見ることができて、月額料金はウルトラギガモンスター+より5400円も安い。

格安SIMのゼロレーティング機能をうまく活用すれば、大手携帯キャリアの大容量プランよりもお得に利用できる。特に効果が大きいのは、通信量をたくさん消費しやすい映像配信サービスを楽しんでいる人だ。まずは自分が愛用するサービスがゼロレーティングの対象になっているかどうかを確認するところから始めてみよう。

松村武宏
1979年、長野県生まれ。国立長野工業高等専門学校・電子制御工学科を卒業後、ものづくり・接客業を経てライターの道へ。わが子の成長を見守るかたわら、信州佐久からモバイル情報を発信中。

(イラスト 鈴木エヌ)

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