時計

ハミルトン、「映画」をテーマにした新作ウオッチ続々

2019/6/19

ハミルトン・インターナショナルのシルバン・ドラCEO

スイスの時計ブランド「ハミルトン」は2019年のテーマとして「AT THE HEART OF CINEMA」を掲げ、ブランドの歴史を訴える新作モデルを展開している。ハミルトンの腕時計は1932年にマレーネ・デートリッヒが主演した「上海特急」以来、500本以上のハリウッド映画に登場してきたという。ハミルトン・インターナショナルのシルバン・ドラ最高経営責任者(CEO)は映画をテーマとすることで、「幅広い層とコミュニケーションを取るいい機会となる」と話す。ドラCEOに聞いた。

【ベンチュラ】人気映画「メン・イン・ブラック(MIB)」のシリーズ第1作(1997年公開)から劇中に登場、最新の第4作「MIB:インターナショナル」でもオフィシャルウオッチとして主人公らが腕にまとう。 ref.H24411732 ケース:32.3mmx50.3mm、ステンレススチール、5気圧防水 駆動装置:クオーツ式 税別価格:9万1000円
【ベンチュラ スケルトン】2017年公開の映画「スパイダーマン:ホームカミング」にインスパイア、「クモの巣」を文字盤にあしらったスケルトンモデル。 ref.H24595331 ケース:42.5mmx44.6mm、ステンレススチール、5気圧防水 駆動装置:機械式自動巻、パワーリザーブ80時間 税別価格:24万1000円 2019年6月発売予定 世界限定999本

【カーキ フィールド マーフ オート】2014年公開の映画「インターステラー」で物語のカギを握る劇中モデルを再現。 ref.H70605731 ケース:直径42mm、ステンレススチール、10気圧防水 駆動装置:機械式自動巻、パワーリザーブ80時間 税別価格:11万円

――映画をテーマに選んだ理由は何ですか。

「ハミルトンは毎年何かしらのテーマを設定しています。2018年は、米国初の定期航空便サービスの公式時計に採用されて100年を迎えたことから『アビエーション(航空)』をテーマとしました。今年、映画としたのは米国の著名な時計ジャーナリストからの指摘がきっかけです」

「ハミルトンはこれまで、1951年公開の『フロッグメン』で初めて映画に登場したと説明してきましたが、『それは違う』と指摘されました。1932年公開の『上海特急』が初めてだったのです。『そんなに歴史があったのか』ということで、映画との歴史の長さを訴えることを決めました」

■さまざまなターゲットの取り込みめざす

――どのような顧客層を狙っているのですか。

「時計の市場規模は中期的にみると拡大しているわけではありません。このため、マーケットシェアの獲得が重要になります。成長のためには、さまざまなターゲットを取り込んでいくことが大事になると考えています」

「例えば、『ベンチュラ』ならファッションの意識の高い層へ訴求していきますし、『ジャズマスター』は若い層に人気が高いので、若手のビジネスマンを中心にアプローチしていきます。『カーキ』については、ブランドを代表する歴史的な、本質的な商品であるので、そこを伝えながら40歳代、50歳代の男性にアプローチしていきたいと考えています」

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