モバイル扇風機でどこでも涼風 一芸持つお薦め5製品
暑い夏が近づいている。かつては簡単に涼を取るために、うちわや扇子が使われていたが、近年はそれに代わってモバイル扇風機の人気が高まっている。モバイル扇風機とは、バッテリー(電池)駆動する小型の扇風機。手に持ってうちわ代わりにするほか机に置いて使えるものもある。最近はファンを複数備えたり、羽根やモーターを工夫して効果を高めた製品も存在する。お薦めのモバイル扇風機を紹介する。
充電スタンドで首振りも可能
USB扇風機(USB接続・充電式・手持ち・首振り設置台付属・バッテリー内蔵・静音・2WAY・ブラック)
https://direct.sanwa.co.jp/ItemPage/400-TOY043BK
モバイル扇風機の多くは充電池を備えており、USBに接続して充電して使う。サンワサプライの「USB扇風機」(サンワダイレクト限定販売、税込み1980円)は、USB充電のためのスタンドが備わっており、充電しながら扇風機を使うこともできる。首振り機能や角度調整もでき、オフィスの机の上に置いておくのに便利だ。内蔵バッテリーで最大5時間駆動し、モバイルバッテリーを使って連続駆動を延ばすこともできる。
コンパクトなボディーでマルチに使える
ネオーブ ハンディファン
http://www.knchiyoda.com/oem/neove/life/nft10-h19.html
KNチヨダの「ネオーブ ハンディファン」(税込み1380円)は、手に持つ部分を折り曲げることで据え置き型としても使えるモバイル扇風機だ。1回の充電で最大8時間使えるバッテリー容量は十分で、付属のフックはデスクに引っ掛けて机の下の空気を循環させたり、傘に取り付けてこもった湿気を払うという使い方もできる。
静音だがパワフルな据え置き型
LUMENA扇風機
https://www.makuake.com/project/lumena-fan/
モバイル扇風機は、体に近づけて使うため、風力は弱めな製品が多い。卓上で使いたいときには、風力がもう少しあったほうが涼しく感じられる。ルーメーナーの「LUMENA扇風機」(クラウドファンディングのMakuakeでは税込み7560円)は、最大風量で8メートル先まで風が届くパワフルな設計。4000mAhのバッテリーを内蔵し、最大20時間使えるのも特徴だ。ブラシレスモーターで静音なのも就寝時に使う際などにはうれしい。
首かけでも置いても使える
SPICE WFAN ハンズフリー ポータブル扇風機
https://spice.jp/df30ss01-bk.html
モバイル扇風機は、手に持つか、テーブルなどの上に置く使い方がほとんどだが、移動しながら使う際に手がふさがるのはできれば避けたいもの。スパイスの「SPICE WFAN ハンズフリー ポータブル扇風機」(税込み3240円)は、首かけ式の扇風機で、顔の両側から風を送り続けてくれる優れものだ。
汗をかいて化粧がしづらいという際にも、このファンを使うことで汗を抑え、しかも両手が空くので化粧もしやすいと女性にも好評なのだという。
こもった湿気を吹き払うポータブルファン
エアーベルトファン
https://www.yodobashi.com/product/100000001004332291/
夏の不快さは衣服の内側にこもった湿気にもある。ヒロ・コーポレーションの「エアーベルトファン USB」(税込み1780円)は、ベルトに装着することでシャツやジャケットに空気を送り込み、湿気を払い涼しく過ごすことができる。ベルトクリップがあるので、湿気や熱気がこもりやすいペットのケージやベビーカーなどに設置して循環させることもできる。
モバイル扇風機は、乾電池や充電バッテリーを内蔵し、片手で使える程度の大きさ、重さの小型簡易扇風機としてたくさんの種類が売られている。スマホから電源を得て駆動する超小型のものから、持ち運びはしやすいが基本は置いて使うものまで様々。小さすぎると、モーター音の割に風も弱く役に立っているのか怪しげなものもある。風量や駆動音、大きさや重さなどを使用目的に合わせてバランスよく選びたい。
(ライター 戸津弘貴)
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