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インスタ映えしすぎる「ニラ野菜と卵の西安餃子」(8個、900円・税別)

普通サイズのショウロンポウだとストローは使わないので、一度口に入れたら熱くても吐き出すわけにはいかない。が、ストローを使えば、安全だし合理的だ。ストローで飲んだ肉汁はアッサリと上品な味。肉汁を飲んだ後も肉にはちゃんとジューシーさが残っていて、皮と一緒に最後までおいしく食べられた。

亀岡さんによれば「ショウロンポウはスープをゼラチンで固めたものをひき肉に混ぜて作ります。通常は豚のひき肉に豚からとったスープを使うことが多いのですが、当店では豚のひき肉に鶏からとったスープを使っています。そのためアッサリとしているので、ボリュームはあっても飽きずに食べていただけると思います」とのことだ。

「ニラ野菜と卵の西安餃子」は皮にホウレンソウを練りこんだ美しい緑色の水ギョーザ。エディブルフラワーとスライスしたタマネギやプチトマトなどの野菜が載っていて、サラダ感覚で味わえる。

皮の中に入っているのはニラといり卵、干しシイタケ、ニンジンなど。口に入れると、野菜の甘みや干しシイタケから出るだし、さまざまなスパイスの複雑な味が広がる。肉は入っていないが、うま味がしっかりと感じられ、とても満足感があった。食感もモチモチの皮に生野菜のシャキシャキ感がここちよい。

「BBQチャーシューバオ」は中華まんの白い皮にチャーシューあんを包んだもの。バオは通常蒸したものだが、こちらでは焼くタイプもあるとのことで、こちらをリクエスト。

中華まん生地にフライパンで焦げ目をつけた「BBQチャーシューバオ」(3個、630円・税別)

ふかふかの中華まんの生地を割ってみると中にはチャーシューがぎっしり。甘めの味つけで、焦げ目で香ばしさがプラスされた生地とマッチして、とてもおいしい。どれも伝統的な点心にひとひねりが加わって洗練されているのが印象的だった。

ドリンクは中国茶のほかにサンフランシスコのクラフトビール、しかも瓶だけでなく、生ビールも置いてあるのが左党にはうれしい限り。次は点心をつまみにクラフト生を楽しみたいと思う。

(ライター 柏木珠希)


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