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投資目的「老後資金」38%でトップ 日経マネー調査 iDeCo利用率、3割に迫る

2019/6/19

そんな中、存在感を示したのがベテラン勢だ。リスク資産への投資で運用成績がプラスだった人のうち39.4%が投資歴10年以上。日本株投資では43.3%に達した。

仮想通貨に投資していると答えた人は1407人。回答者に占める割合は11.1%で、前年調査より約6ポイント減った。仮想通貨バブルに沸いた2017年は元手100万円未満の投資初心者(投資歴1年未満)の割合が高かったが、今年の調査では投資歴10年以上が25.2%と最多。調査時点で利益を上げている人の割合は30.5%(前年39.5%)にとどまった。

■「億超え投資家」はベテラン中心

資産1億円超えの「億超え投資家」は376人で全体の3%。女性も23人いた。年代では50代、60代がそれぞれ約3割、投資歴は10年以上が85%に達した。職業を見ると、リタイアして無職の人が27.2%、会社員が24.5%、経営者が16.6%。年収(投資収益は除く)は500万円以上の人が多く、1000万円以上の人も36%いた。

投資スタイルは勝ち組同様、「高配当・優待株」「大型優良株」が多いが、海外投資をしている人の割合が平均より高いのも特徴だ。

働きながら資産億超えを達成した人には、好業績株や高配当株への中長期投資で無理なく仕事と投資を両立させている人が目立った。

今回の調査では、47都道府県別の個人投資家の運用状況も分析した。2018年の運用がプラスだった人の割合が最も多かったのは山梨県(40.6%)。福島県、島根県が続いた。収益額が最多だったのは徳島県で273万円。2位は福島県、3位は東京都だった。

「個人投資家調査」の結果の詳細や勝ち組投資家の具体的な投資手法は、6月21日発売の『日経マネー』8月号に掲載する。

(日経マネー編集長 佐藤珠希)

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