投資目的「老後資金」38%でトップ 日経マネー調査iDeCo利用率、3割に迫る

それぞれのサービスへの満足度を聞いたところ、「非常に満足」「満足」と答えた人はつみたてNISAで61.2%、iDeCoで54.5%、ロボアドは41.7%だった。

勝っている人は「中長期投資」

調査では2018年の運用成績についても聞いた。

2018年に株式や債券、外貨などのリスク資産への投資でプラス(1%以上)の運用成績を上げたのは35.3%。前年の調査(55.6%)より20ポイントと大幅に減った。

投資成績がプラスだった人の投資スタイルを見ると、「高配当・優待株狙い」が21.1%で最多。「大型優良株中心」(18.7%)、「海外株のETFやインデックス投信を使った国際分散投資」(12.1%)が続いた。

3年連続でプラス運用を続けている人(以下「勝ち組」、2201人)と3年連続で運用成績がマイナスの人(以下「負け組」、484人)の保有資産を比較すると、日本株・日本株投信以外に違いがあった。

勝ち組は先進国株投信や国内REIT(不動産投資信託)の保有割合が高いのに対し、負け組はFX(外国為替証拠金取引)や国内債券を保有する割合が高い。

銘柄の平均保有期間では、「1カ月未満」が勝ち組7.3%、負け組14.4%。「半年以上」は勝ち組が67.8%に対し負け組は57.9%。勝ち組には中長期の構えで投資に臨んでいる人が多いことが分かる。

積み立て投資をしている割合も、勝ち組(38.3%)が負け組(28.1%)を10ポイント上回った。

勝ち方が一変した2018年の日本株

日本株のみの運用成績を見ると、プラスの運用成績だった人は27%。前年調査(55.1%)を大きく下回った。日経平均株価が7年ぶりに年間下落となった2018年の厳しい相場環境を反映している。

プラス運用だった人に多かった投資スタイルは、「高配当・優待株狙い」(24.9%)と「大型優良株中心」(21.8%)。2017年は中小型株や新興株への投資で大きなリターンを得た人が目立ったが、東証マザーズが年34%下げるなど新興市場の相場下落を受け、2018年は日本株の勝ちパターンが一変した。