誰を誰に紹介するの introduceの語順は意味がないデイビッド・セイン「間違えやすい英語・聞き手編」(3)introduce

It is said that this custom was introduced to Britain in the 19th century. この風習は19世紀にイギリスに伝わったと言われている。

*introduceが持つもう一つ重要な意味として「導入する」が挙げられます。文化や考えを「取り入れる」「伝える」といった文脈などで使われます。「導入する」と言っても、「紹介する」のニュアンスが残っている必要がありますので、工場に機械を導入することを表すのにintroduce a new machineとするのは不自然です。

They are expected to introduce a new product this summer. あの会社はこの夏、新商品を発表する見込みだ。

*introduceという動詞には「売り出す」の意味もあります。これは、市場に新製品を「紹介する」ということから来ています。

(2) introduction

Our next speaker needs no introduction. 次の講師はご紹介するまでもありません。

*introduceの名詞形はintroductionで、「紹介」を意味します。a letter of introductionなら「紹介状」です。例文は、紹介が不要になるくらい、聴衆の皆さんがよくご存知の方です、ということを含意しています。

That was my introduction to presenting in English. 英語でプレゼンをするのは、それが初めてだったんです。

*one's introductionには、何かに初めて触れること、つまり「最初の経験」の意味があります。強調して、my first introductionといった表現もなされます。

(3) introductory

In his introductory remarks, the CEO touched on the issue of workplace attire. 話の前置きで、CEOは職場での服装について触れた。

*introductoryはintroduceの形容詞形です。「入門の」「前置きの」といった意味を持ち、名詞の前で用います。an introductory courseなら「入門講座」、the introductory chapterなら「序章」になります。

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*introductory price:発売特価。新しい商品を売り出した際に、期間限定で設ける低価格のことです。introductory offerとも言います。miss out onは「~を逃す」の意味で、好機などに関して使うフレーズです。

:D セイン

デイビッド・セインの「ビジネス英語・今日の一場面」は木曜更新です。次回は6月27日の予定です。

デイビッド・セイン David Thayne
米国出身、三十数年前に来日。翻訳、通訳、執筆、英語学校経営など活動は多岐にわたる。企業や学校の人気セミナー講師。英語関連の出版物の企画・編集を手掛けるAtoZ English(http://www.atozenglish.jp)・AtoZ English 英語学校代表。

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