高級食パン人気はまだ続く 出店競争、各地で過熱

Paravi

1本で864円という高級食パンに人気が集まっています。行列店が増える中、出店競争も過熱しています。

東京・麻布十番の高級食パン専門店の「乃が美」にできる長い行列。「乃が美」の食パンは1本864円。カナダ産の最高級小麦粉を使用し、耳までやわらかいと評判です。

「乃が美」が火を付けたといわれる"高級食パン"ブーム。「プチぜいたく」「贈答用」といったニーズを取り込み、今では全国各地に"高級食パン"専門店が乱立しています。さながら戦国時代の様相です。

高級食パンブームの火付け役とされる東京・麻布十番の「乃が美」では、客の長い列ができる

こうした中、名古屋市内で試食会を開いたのが、「銀座に志かわ」です。「銀座に志かわ」の食パンも、「乃が美」と同じ1本864円。水にこだわり、しっとりした食感と上品な甘みを実現しました。

「乃が美」より後発ですが、銀座本店は開店以来7カ月連続で完売する盛況ぶりです。

その「銀座に志かわ」が、名古屋の中心部に初進出しました。しかも出店する場所は、半径約300メートルのエリアに高級食パン店が5店舗もある激戦区。

名古屋の中心部は高級食パン店が乱立する激戦区

「銀座に志かわ」の高橋仁志社長は「コメにはブランド米があるのに、パンにはまだブランド食パンというものがないので、まだまだ高級食パンの市場というのは広がっていくのではないか」と言います。「銀座に志かわ」は2019年から3年間で100店舗の出店を目指します。

一方、「乃が美」は全国125店舗を展開し、2019年中にさらに30店舗の出店を計画しています。こうした"高級食パン"の乱立を、「乃が美」の阪上雄司社長はどう見ているのでしょうか。

「同じようなコンセプト、値段、売り方の似た店が出てきた。ブームとして捉えている人がブームが去り、この事業から引いた時に、われわれのようにブームと捉えていない人間としては、高級食パンの地盤をまた固めないといけない」と話しました。

この映像と記事はテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(2019年4月10日放送)の内容を配信用に再構成したものです。

(C)テレビ東京

[PlusParavi(プラスパラビ) 2019年6月11日付記事を再構成、映像や記事中の店舗数などは4月10日の番組放送時]

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