中古スマホを賢く選ぶ 保証見極め「赤ロム」に注意

NIKKEIプラス1

販売店の製品保証やサポート体制にも着目しよう。競合他社と差別化するため、各社の特色が出やすいポイントだからだ。自分に合った保証を選び、中古スマホへの不安をなるべく小さくしたい。

例えば、ソフマップは購入後10日間の返品と、1カ月間の初期不良のそれぞれに保証が付くほか、端末の販売価格に応じた金額を支払えば1年間は修理、交換の保証を受けられる。ゲオでは、30日以内の動作不良に対する無料保証のほか、1980円に端末価格の6%を加えた金額を支払えば、1年間は破損や水没などによる修理の保証を受けられたり、買い替える際に値引きした価格で買えたりする。

バッテリーの劣化度合い、判断しにくく

バッテリーが長持ちするかどうかも端末選びの重要なポイントだ。ただ、バッテリーがどれくらい劣化しているかは判断しにくい。発売から日が浅い端末のバッテリーは長持ちする場合が多いものの、それだけでは完全には見極められないのが実情のようだ。

特に気を付けたいのは、端末が突然使えなくなる「赤ロム」の問題。中古スマホ市場には前の所有者が分割払いで購入し、支払いが終わる前に売りに出した端末がある。ただ、中古スマホを購入後に前の所有者が端末代金の分割払いをやめると、携帯会社はその端末を使用停止にする。この状態が赤ロムと呼ばれ、Wi―Fi接続を除き購入者は中古スマホが使えなくなる。

販売店によっては、端末の購入後に赤ロムとなった場合の保証を用意しているので確認しよう。個人間の売買ではトラブルの元になりかねないので、より注意が必要だ。

(川上純平)

[NIKKEIプラス1 2019年6月15日付]

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