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画像はイメージ=PIXTA

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仕事の電子メールは1日平均で11.6通を送信し、38.1通を受信。最多は部長クラスで送信16.6通、受信99.5通――。日本ビジネスメール協会(東京・千代田)がまとめた「ビジネスメール実態調査2019」からは、SNS(交流サイト)やビジネスチャットが広まるなかにあっても、メールが企業内連絡の主な手段であることがうかがえる。

2007年から続けている調査で、今回は仕事でメールを使っている人を対象に、3月下旬から4月下旬にインターネット回答方式で実施。3499件の有効回答を得た。

仕事のコミュニケーション1位はメール

仕事で使っている主なコミュニケーション手段(複数回答可)を尋ねたところ、「メール」が97.5%と最も多く、「電話」(86.9%)、「会う」(66.3%)が続いた。トップ3の並び順は11年から変わっていない。

しかし、コミュニケーション手段の多様化を映して、「テレビ会議・ウェブ会議」が25.9%、「チャット」が23.9%と、4分の1程度が利用していた。「ソーシャルメディア」(15.8%)、「グループウェア」(13.2%)も存在感を増している。半面、「会う」は18年の68.9%から2.6ポイント下がった。

メールの送受信に利用している主な機器は「パソコン」(95.8%)が最多。「スマートフォン」(53.8%)も5割を超えた。

役員のメール送信数は一般社員並み

役職別に見た送信数は一般社員が1日あたり10.4通だったのに対して、主任クラスは14.6通、課長クラスは15.9通、部長クラスは16.6通と、責任が重くなるにつれ、数が増える傾向がある。しかし、経営者・役員クラスは11.5通と、一般社員並みの少なさで、役員以上がメールを使いこなせていない様子もうかがえる。

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