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山本美月 好きなアニメの世界を描いたランチクロス

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NIKKEI STYLE

雑誌「CanCam」のモデル出身で、近年は女優として躍進著しい山本美月さん。6月21日には出演映画『ザ・ファブル』が公開される。マンガやアニメ好きとして知られる彼女のお気に入りのモノとは。また趣味のイラストのための愛用品、iPadについても語る。

大好きな監督の個展で買ったグッズ

「先日、私が好きなアニメの監督さんの個展に行ったんです。幾原邦彦監督の「幾原邦彦展」です(4月27日~5月6日、東京ソラマチにて開催)。幾原監督は、『美少女戦士セーラームーン』『少女革命ウテナ』『輪るピングドラム』『ユリ熊嵐』、そして最近では『さらざんまい』を監督している方。個展も素晴らしかったです。原画の展示があったり、『さらざんまい』の世界を再現したコーナーがあったり。

年表も興味深かったですね。幾原監督の作品は、その時々の現実の問題を遠回しに表現しているものが多いんです。そんな世界観を、年表を通して、時系列で追えて面白かったです。

グッズもいっぱい買いました。特にお気に入りは、キャラクターがいくつも描かれているランチクロス。お弁当を包むバンダナみたいなものですけど、私はそれを、衣装を汚さないように現場に敷くものとして使おうと思っていて。受注生産でまだ手元にないので、届くのが楽しみです」

18年放送のドキュメンタリードラマ『このマンガがすごい!』(テレビ東京)で、『少女革命ウテナ』の世界を自身の監督と主演で実写化した経験も持つ山本さん。そのマンガ・アニメ愛は、気がつくとルアーやクラブを集めてしまう「釣りやゴルフと一緒」と話す。

「マンガは、どれくらいだろう。ガラガラと引き出すタイプの5~6段の棚が4つあるんですけど……数は、数えたことないですね(笑)。電子書籍も持ってます。ストーリーが読みたいものは電子書籍、絵が好きなものは紙で買います。

モノが増えると大変なのでグッズは、最近はなるべく買わないようにしてますね。でも、どうしても欲しくなっちゃうんですよね(笑)。最近ではプリキュアのステッキを買って、寝室に置いて『カワイイなあ』って眺めたり。いずれは、そういうものを集めた『マンガ部屋』を作りたいです。そして、もし子どもができても、私は子どもよりプリキュアのモノを集めていると思うので、子どもに絶対に入らせないように鍵をかけます(笑)」

素直で優しい「幸薄ガール」を好演

6月21日公開の出演映画は、南勝久氏の第41回講談社漫画賞一般部門受賞作を岡田准一さん主演で実写化した『ザ・ファブル』だ。「1年間、一般人として生きろ」と指令を受けたすご腕の殺し屋・ファブルを主人公にした、ユーモアあり、アクションありの娯楽作だ。山本さんが演じるのは、ファブルにアルバイト先を紹介する清水ミサキ。素直で優しく、父親の借金返済と病気の母親のためにバイトを掛け持ちする「幸薄ガール」だ。

「最近、その『幸薄ガール』って言葉をよく宣伝文句で見ますね(笑)。でも私は『幸薄』と思いながら演じていたわけではなく、素直にミサキとして生きていたので、見るたびに『そうだったんだ~』と思います(笑)。

ミサキは、優しくて、いい子すぎて、人にだまされやすい。だから生活も大変なんですけど、そこを強調して、かわいそうなキャラクターとして演じるのは違うなと思いました。だから楽しいシーンでは楽しく、笑うシーンではきちんと笑おうと。その方が、自然にかわいそうに見えるかなと考えていました。

演じる上で印象に残っているモノは衣装で、ミサキはランニングしているときの衣装も、その一切着崩さない感じが、まじめなミサキっぽいなと思いました。

それから印象に残っているのは、劇中で登場するミサキの写真集。別日をとって、スチールカメラマンの方に撮っていただいたんですよ。表紙と裏表紙と、中面も撮ったのかな? けっこういろんな設定で撮りましたね。

女の私からすると、男の人がどういう写真をセクシーに感じるのか、分からないんですよ。だからみなさんに教えてもらいながら、最終的にはすてきに仕上げていただきました」

『ザ・ファブル』では、主演の岡田さんが「ファイトコレオグラファー」も兼任して本格アクションを見せる。山本さんにも、走ったり逃げたりのアクションがある。

「走りながらセリフを言うシーンもあったので、体力作りをして臨みました。実は昨年、ドラマで坂を駆け上がるシーンがあって酸欠になってしまい、大変だったんです。だから今回は何回撮り直しても大丈夫なように準備をしたんですけど、結果、そこまで走らなかったので大丈夫でした(笑)。ただ、網タイツとヒールで走ったり、はいずり回ったりしなきゃいけないシーンもあったので、大変でしたね。

原作には男臭いイメージがあるかもしれないですが、完成した映画は、映像や音楽がオシャレです。真夏の暑い中で撮影したのに汗臭い感じが全然なくて、アクションもキレイです。女性が見ても楽しめる作品だと思いますので、幅広いみなさんに見ていただきたいです」

画材は「iPad」。紙でも「戻る」ボタンを探してしまう

マンガ好きが高じて、学生時代から自らマンガを描いていた山本さん。現在は自身の近況や役のイメージ画などを「#近々の美月」と題してSNS(交流サイト)で発表している。

「もともとは手描きで、液晶タブレットも使ってみたんですけど、2年半前からはiPadです。アプリは『Procreate(プロクリエイト)』と『CLIP STUDIO PAINT(クリップスタジオペイント)』、タッチペンはアップルペンシルを使っています。

iPadは楽ですね。絵の具を混ぜる手間がかからず、いろんな色を作れるし、塗った後も乾くのを待たなくていい。直したいところができたら、ボタン1つで元に戻せるのも本当にラクです。

私は紙に描くドキドキ感も忘れたくないので、紙にもたまに描きます。だけど最近、紙の上で『戻る』ボタンを探しちゃうんですよ。iPadに慣れすぎて(笑)。

撮影現場にもiPadを持っていって、空き時間に描いたりもします。『ザ・ファブル』の現場にも持って行ってました。でもあの時は、絵を描くより、アニメを見てました。『バナナフィッシュ』とか『ハッピーシュガーライフ』とか。長い待ち時間に見ると、リフレッシュになります」

そんな山本さんが今、欲しいものとは。

「新しいiPadが欲しいです。アップルペンシルが、本体にくっつくんですよね? それがいいなと。悩むのは大きさです。絵を描くなら、やっぱり大きいサイズのiPad Proが描きやすそうなんですよ。でもサイズ感としては、iPad miniの方が好き。でももう普通サイズのiPadに慣れちゃってるから、やっぱり同じ大きさの方がいいのかなあ……」

山本美月
 1991年生まれ、福岡県出身。2009年に雑誌「CanCam」の専属モデルとしてデビュー。11年より女優活動を開始し、12年に『桐島、部活やめるってよ』で映画デビュー。以降の主な出演映画に『東京PRウーマン』(15年)、『少女』(16年)、『ピーチガール』(17年)など。ドラマには『刑事ゆがみ』(17年)、『モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-』(18年)などがある。19年は『孤高のメス』、大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺(はなし)~』や『パーフェクトワールド』に出演。

『ザ・ファブル』

伝説の殺し屋・ファブルがボスに課せられたミッション、それは「1年間、誰も殺すな。一般人として生きろ」というもの。時給800円のアルバイトを始め、インコを飼い、「普通の生活」に慣れ始めたファブル。しかし闇社会のトラブルに巻き込まれ、仲良くなったミサキを人質にとられてしまう。ファブルは「誰も殺さず人質救出」という難題をクリアできるのか。監督・江口カン 出演・岡田准一、木村文乃、山本美月、福士蒼汰、柳楽優弥、向井理、佐藤二朗、光石研、安田顕、佐藤浩市 2019年6月21日(金)全国ロードショー。

(文 泊貴洋、写真 藤本和史)

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