U22

生き方

「リトル孫正義」が続々 財団に集う異才が世界変える

2019/6/14

5月27日に都内ホテルで開かれた最終選考会

「ロボット少年」や「数学の天才児」もいる。小学校3年生のときに世界最年少でロボット世界大会「WRO」に出場、2年連続入賞し、「次は優勝し、留学して起業したい」と小助川晴大さん(10歳)が熱く語れば、11歳の高橋洋翔さんは「数学検定1級に最年少で合格した。いま双子素数を研究中ですが、未解明の数学を早く解き明かしたい」と沈着冷静に話す。海外在住で英語でプレゼンする人もいれば、インドネシアなど外国籍の女性もいる。

聞く側の孫氏の表情は真剣そのもの。各人のプレゼンにじっと耳を傾け、ほとんど笑顔を見せることがなかった。未来のある人材を支援する「足長おじさん」ではなく、世界有数の投資家の顔をのぞかせていた。様々な物質を研究している川口さんに「先日、カリフォルニアに行ってきたけど、そこにAIを活用して効率良く新しい物質と効能を次々発見している会社があるから行ってみたらいい」と具体的なアドバイスをする。

世界中の企業を訪ね歩き、投資を繰り返し、失敗も積み重ねてきた孫氏。資産家だから若者を支援するという「甘いご仁」ではない。孫氏の厳しい目線にかなった異才の中から世界の常識を覆す技術やビジネスモデルを生み出す人材が誕生するかもしれない。

U22 新着記事

ALL CHANNEL