出世ナビ

ビジネス英語・今日の一場面

late eveningは何時 誤解生みがちな時間感覚のズレ デイビッド・セイン「間違えやすい英語・聞き手編」(2)evening

2019/6/13

相手が話した英語を誤解して受け取ってしまった。そんな体験はどなたにもあると思います。日本人向けの英語教育で豊富な経験を持つデイビッド・セインさんは「日本人が聞き手として勘違いしやすい英語表現がある」と言います。今回は、eveningという言葉が持つ本当の意味を確認しておきましょう。

◇  ◇  ◇

日本に来て働いているスティーブは、会社の労働環境に不平があるようです。先日も他の社員が遅くまで働いていたとのこと。しかし、そんな話を聞かされても、同僚のユウカはさして気にしていない様子。日本では普通のことだと答えてしまいました。でも、スティーブの言った英語の意味をちょっと取り違えて、言葉を軽く受け取ってはいなかったでしょうか?

それはこんな会話でした。

Steve: It seems like we have too much work. Everyone's tired.
Yuka: Yeah?
Steve: I heard Masa worked until late evening last week.
Yuka: Oh, really? I'm not surprised. Everyone usually works until late evening.
Steve: What? They really overwork you.
Yuka: That's pretty common here in Japan.
Steve: Unbelievable!

図らずも次のような話が交わされていたことになります。

スティーブ:ここの仕事量は多すぎるんじゃないか。みんな疲れてるよ。
ユウカ:そお?
スティーブ:先週、マサは夜遅くまで働いていたんだって。
ユウカ:そうなんだ。驚くことじゃないけど。いつもみんな夜遅くまで働いているし。
スティーブ:何だって? 過重労働させられているんだね。
ユウカ:それって日本ではごく当たり前よ。
スティーブ:信じられない!

この対話は一見すると、言葉の行き違いのような大きな問題はなさそうに思えるかもしれません。だからこそ、お互いに誤解を抱いた状態で、このままやり過ごしてしまうおそれがあります。実は、スティーブの言ったworked until late eveningという英語を、ユウカは「日本語の感覚」でとらえていたのです。この発言を聞いたユウカは、心の中でこう思ったのでした。

出世ナビ 新着記事

ALL CHANNEL