時計

ビジネススタイルになじむ「小径」時計8選 Watch Special 2019(中)

2019/6/17

グランドセイコー
エレガンスコレクション
スプリングドライブ20周年記念モデル SBGY003

SBGY003 ケース:直径38.5mm、ステンレス、日常生活防水 駆動装置:機械式手巻き、パワーリザーブ約72時間 税別価格:85万円 2019年7月発売予定 限定700本

「スプリングドライブ」とは、機械式時計と同様にゼンマイのほどける力を動力源としながら、ICと水晶振動子によりクオーツと同等の正確な精度を実現するセイコー独自の駆動機構のこと。19年はその誕生20周年にあたり、セイコーの最高峰ブランドである「グランドセイコー」から記念限定モデルが複数登場した。

「エレガンスコレクション スプリングドライブ20周年記念モデル SBGY00」はそのうちの1本で、直径39ミリのステンレススティールのケースに木漏れ日を思わせる放射文様をくっきり刻んだ特製文字盤をセット。これが角度によって表情を変え、グランドセイコーらしい凜(りん)としたデザインに奥行きを与えている。

なお今作が搭載する新開発の手巻きスプリングドライブムーブメント「9R31」は、1つの香箱(ゼンマイを収納した部品)に、薄くて長い2本のゼンマイを並列に重ねた新機構を採用。これにより約72時間と長いパワーリザーブをかなえているのもうれしいポイントだ。

シチズン
ザ・シチズン AQ6010-06A

ザ・シチズン AQ6010-06A ケース:直径37.5mm、18Kホワイトゴールド、5気圧防水 駆動装置:光発電クオーツ式、フル充電時約6カ月可動(パワーセーブ作動時約8カ月)税別価格180万円 2019年秋発売予定 世界数量限定 100本

18年、シチズンは創業100周年を記念し、年差プラスマイナス1秒のクオーツ式ムーブメント「Cal.0100」を発表。一般的な水晶振動子より高振動の「ATカット型水晶振動子」を採用して世界最高精度を実現したこのムーブメントは、十八番の光発電システム「エコ・ドライブ」により電池交換も不要で、まさにシチズンのクオーツ技術の集大成といえる。

19年の新作「ザ・シチズンAQ6010-06A」はそのCal.0100をついに実機に組み込んだもの。曇りのないホワイトゴールドで造形された直径37.5ミリのケースはクリスタル(水晶)をモチーフにデザインされており、シンプルながら高級感満点。正面から見たときに秒インデックスにぴたりと重なる秒針も、時を正確に刻むことに対するシチズンのすさまじいこだわりを感じさせる。一生モノの高級クオーツをお探しの人にはまさに絶好の1本だ。

■名作スポーツウオッチも小径ならぐっとシック

クロノグラフやダイバーズなどのスポーツウオッチを仕事使いするのは今や当たり前となっている。とはいえ、あまりにサイズが大きいものやデザインが華美すぎるものは職場で悪目立ちすることもあるだろう。一定の品を保ちたいなら、小ぶりでデザイン的にも落ち着きのあるモデルを選ぶべきだ。19年はそれに該当する新作が各社から続々登場。狙い目のモデルをピックアップしてみた。

オーデマ・ピゲ
ロイヤル オーク・クロノグラフ

ロイヤル オーク・クロノグラフ 26315ST.OO.1256ST.01 ケース:直径38mm、ステンレススチール、50m防水 駆動装置:機械式自動巻、パワーリザーブ約40時間 税別価格:250万円 2019年9月発売予定

1972年に誕生し、「ラグジュアリースポーツウオッチ」というジャンルを切り開いた「ロイヤル オーク」。そこにクロノグラフ(ストップウオッチ機能)を搭載した「ロイヤル オーク・クロノグラフ」は人気シリーズだ。

直径39ミリで1997年にデビューし、2002年には41ミリにサイズアップを果たしていた。以降ずっと41ミリをキープしていたが19年、新たに38ミリケースにリニューアルを敢行。コンパクトになったことでギュッと引き締まった顔立ちになり、基本デザインの美しさが一層際立ったといえよう。

Watch Special 2019

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