ハリー・ウィンストン、トゥールビヨン4つ搭載の新作

高級宝飾ブランド「ハリー・ウィンストン」の男性向け腕時計「イストワール・ドゥ・トゥールビヨン 10」はシリーズ10周年の記念モデル。より高い精度を実現するために、4つのトゥールビヨン（重力による誤差を補正する機構）を搭載、3つのディファレンシャルギア（差動歯車）でトゥールビヨンを連結した。プラチナをベースに白さを追求した「ウィンストニウム」製ケースのモデルは世界限定1本で、税別予価は8990万円。

ダイヤモンドの「エメラルドカット」をモチーフにした八角形ケースの「HW エメラルド・コレクション」では、男性向けにケース幅33ミリメートルの大型モデルを追加した。駆動装置（ムーブメント）は機械式自動巻とクオーツ式を用意。クオーツ式モデルは税別予価165万円からで、ハリー・ウィンストンとしては価格を抑えた。

「HW ミッドナイト・コレクション」では「HW ミッドナイト・ヨゾラ オートマティック」を投入する。オーダーメード万年筆で知られる中屋万年筆（東京・台東）と協力、漆塗りや蒔絵（まきえ）、螺鈿（らでん）といった日本の伝統技法で、文字盤（ダイヤル）に米ニューヨーク五番街本店のアーチを描いた。同じデザインを施した中屋製の万年筆とのセットで、ケース径42ミリと39ミリの2モデルを用意する。世界限定各10本。

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