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ポイント賢者への道

海外旅行保険 クレカの付帯特典生かして安心 ポイント賢者への道(117)

NIKKEIプラス1

2019/6/12

写真はイメージ=PIXTA

夏休みに海外旅行を計画し、クレジットカードを携帯していこうという人は多いでしょう。多くのクレカには特典サービスとして海外旅行傷害保険が付いています。現地でケガや病気をして高額の治療費がかかるリスクに備えられます。上手に活用する方法を知っておくとよいでしょう。

クレカの保険には2つのタイプがあります。特別な利用条件などはなく保険機能が付く自動付帯型が一つ。もう一つは旅行代金やその一部を出国前にクレカで決済することを条件に保険機能が有効となるタイプです。利用付帯型といい比較的多いのはこちらです。

手持ちのクレカがどちらにあたるか事前に確認し、利用付帯型であれば旅費はクレカで決済しましょう。またクレカを複数枚持っていて1枚は自動付帯、もう1枚は利用付帯という場合、決済にはやはり利用付帯タイプを用い、2枚分の保険機能を生かすのが得策です。死亡保険金などを除いて、クレカの保険は補償の「合算」が可能です。多額の治療費がかかった場合、補償を合算することである程度カバーできます。

ただそれでもクレカの保険は補償額が必ずしも十分ではなく、損害保険会社が販売する保険商品にも入っておくと安心です。筆者がよく利用するのはジェイアイ傷害火災保険の「クレカプラス」です。保険付きクレカの所有者を対象とした商品で、治療費用などの補償額を上乗せできます。

補償の重複を避けられ保険料を抑えられます。例えば夫婦でハワイに行く場合、治療・救援費用を無制限にしても約3000円。一般的な保険よりかなり安く済みます。出発当日、スマホを操作して申し込むことも可能です。以前紹介したように海外でポイント優待や割引特典のあるクレカもあります。出発前に確認しておくとよいでしょう。

菊地崇仁
北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、NTTに入社。社内システムやLモードの料金システムの開発などに携わり、2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。06年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、11年3月代表取締役に就任。一般からプラチナまで、57枚のクレジットカードを所有。

[NIKKEIプラス1 2019年6月8日付]

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