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機内持ち込みもラクラク おすすめのスーツケース10選

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NIKKEI STYLE

そろそろ夏休みが気になるころ。短期の海外旅行では、スーツケースは機内持ち込みが便利だ。専門家におすすめの製品を選んでもらった。

1位 ロジェール「Cubo-Sサイズ」
720ポイント
大きく開き 楽に取り出し

1989年に日本で生まれ、現在は香港に拠点を置くロジェールの主力ブランド。2015年発売のCubo-Sサイズは同ブランドの世界的ヒット商品だ。

最大の特徴は、フロントポケットが大きく開くようにしたこと。「すべての荷物を、スーツケースを立てたまま出し入れできる」(梅津真理さん)。奥に収納した着替えなども、ホテルや空港の狭い場所で取り出せる。フロントポケットにはノートパソコンが収納でき、ビジネスにも便利だ。

帰国時に荷物が増えた場合は、周囲のファスナーを外して容量を5リットル増やすことができる。ローズカラーやネイビー、マスタード、ホワイトなど7色があり、特にローズは「ハッピーな色合いで女性のポイントが高い」(夏目寛子さん)。ファスナーは二重構造になっており、こじ開けがしにくい構造だ。バニラ・エアなど一部格安航空会社(LCC)の機内にも持ち込めるサイズ。

(1)希望小売価格 2万8080円(2)総外寸 高さ53×幅35.5×奥行き25センチ(拡張時28センチ)(3)重量 3.1キロ、容量 37リットル(同42リットル)(4)問い合わせ先 電話03・5812・3131(ロジェールジャパン)

2位 プロテカ「エアロフレックスライト 01821」
630ポイント
とにかく軽い1.7キロ

重さ1.7キロと今回審査した中で最軽量。ポリカーボネート素材の普及で進んだ軽量化をさらに進めた。旅行カバン大手のエース(東京・渋谷)が高級ブランド「プロテカ」から昨年9月に発売した。

専門家の多くが「とにかく軽い」(前田賢紀さん)と驚く。軽さの秘密は独自開発の素材「ウルトラストリング」。同クラスの容量では3キロ台のものが多いが「容量37リットルで1.7キロは驚異的。その分、機能を絞り込んでいるが、この軽さなら気にならない」(三田村蕗子さん)。「この軽さで伸縮ハンドルの支柱が1本ではなく2本なのがいい」(佐藤宏樹さん)との指摘もあった。

製造上の不具合だけでなく、航空会社による破損にも対応する3年保証も評価が高い。「ヘビーローテーションの旅人に価格以上の価値がある」(小坂伸一さん)。赤や黒など4色展開。

(1)6万2640円(2)55×36×24センチ(3)1.7キロ、37リットル(4)電話03・5843・0606(エース)

3位 ハンズプラス「ライトスーツケースフロントオープンタイプ」
500ポイント
価格手ごろ、内装もおしゃれ

東急ハンズがスタッフや客の声を反映して開発した独自製品。手軽に荷物が取り出せるフロントポケットや静かなキャスター、電車やバスで転がるのを防ぐストッパーなど、最近のトレンドを2万円強のお手ごろ価格に盛り込んだ。

「フック付きの内装仕切りや細かなポケットなどこだわり満載」(三田村さん)など、細部の作り込みも評価された。「ストッパーは便利で、側面に設けたスイッチの操作性もいい」(夏目さん)。底にはハンドルが付いていて、荷物の上げ下ろしに便利だ。

内装がチェック柄になっていて「柄がかわいい」(長屋明子さん)。「女性にもおすすめ」(木下元さん)との声も多かった。色はグリーンやシルバーなど5色展開。奥行きを23センチに収めるなど、ジェットスター・ジャパンや春秋航空日本などサイズが厳しいLCC国際線の機内に持ち込めるのも強みだ。

(1)2万1492円(2)55×36×23センチ(3)3.1キロ、35リットル(4)https://hands.net/

4位 イノベーター「INV1811 機内持込サイズ」
430ポイント
アルミの外装 高級感

スウェーデンで家具ブランドとして創業した「イノベーター」のライセンス商品。今年2月の発売で、外装に自動車のホイールに用いる高級感のあるアルミを使いながら、約3万円という値ごろ感に注目が集まった。「アルミでこの値段はすごい。本革のハンドルも高級感がある」(三田村さん)

「スウェーデン国旗の十字をモチーフにした外観は幅広い層に人気」(小坂さん)などデザインも好評。3点留めの中仕切りは簡単に外すことができ、中身をすぐに取り出せる。シルバー、黒など7色。

(1)3万240円(2)55×40×20センチ(3)4.4キロ、36リットル(4)電話0796・22・7656(トリオ)

5位 エース「パリセイドZ 05581」
390ポイント
取り出しやすいポケット

国内大手エースの主力ブランド。16年の発売だが、静音設計など「必要なものが網羅されている」(柚木昌久さん)と、ツボを押さえた設計に評価が集まった。

中でもフロントポケットは通常の半分程度のサイズで、しゃがまなくても中身が取り出せる。ポケット内にはパソコン用の収納スペースがあり、「ビジネスにもいい」(小谷野明子さん)。固定ハンドルの指があたる部分には柔らかな樹脂を使用。「ハンドルは安定感があり、キャスターもスムーズ。誰が持っても満足度が高い」(夏目さん)。ブラックカーボンなど5色。

(1)2万2680円(2)50×40×25センチ(3)3.3キロ、36リットル(4)電話03・5843・0606(エース)

6位 フリクエンター「クラム アドバンス34L」
370ポイント
デコボコ路面でも静か

1824年創業の老舗、エンドー鞄(兵庫県豊岡市)の独自ブランド。特許を取得した静音設計キャスターが特徴だ。凹凸の多い路面でもゴロゴロ音が小さい。「深夜、早朝に家を出るときでも気兼ねなく使える」(加藤桃子さん)、「圧倒的な静かさ。静音タイプのキャスターはすり減りやすいものが多いが、長く使っても減りにくい」(佐藤さん)と支持が集まった。

キャスターが摩耗しても、スペアを購入して自分で簡単に交換できる。中身がすべて取り出せるフロントポケットや、ワンタッチで操作できるストッパーも便利。色はシャンパンゴールドなど4色。

(1)2万8080円(2)53×36×24センチ(3)3.6キロ、34リットル(4)電話0796・22・7156(エンドー鞄)

6位 アメリカンツーリスター「アップライト3.0S スピナー55EXP」
370ポイント
ソフトタイプで軽量

1933年創業の米アメリカンツーリスターが手がける、ポリエステル素材のスーツケース。今回ランクインした唯一のソフトタイプだ。「2キロの重さや1万円台の手ごろな価格などバランスがよい」(木下さん)と、手堅いつくりに評価が集まった。

フロント部のポケットの収納性も高評価。2018年に国際的な賞「レッド・ドット・デザイン賞」を受賞しており「ステッチとキャスター軸部の色をそろえてファッション性が高い」(小谷野さん)。ブルー、黒など3色。荷物が増えたら、ファスナーを外して容量を2リットル増やすことができる。

(1)1万9440円(2)55×36×24センチ(拡張時28センチ)(3)2キロ、38リットル(同40リットル)(4)電話0800.1236910(サムソナイト・ジャパン)

8位 ロンカート「ウイアー 5953」
340ポイント
デザイン流麗、素材鮮やか

「メード・イン・イタリー」の流れるようなおしゃれなデザイン。5月の発売で、発色のいい素材、高級感のある革製ハンドルやネームタグも特徴だ。

デザインだけでなく「三重構造のポリプロピレン素材で2キロの軽さと強度を実現した点がいい」(佐藤さん)。「直径が55ミリある大型のダブルホイールは、石畳などでも走行しやすい」(小谷野さん)との指摘も。開いたときに両側に仕切りが付いているのも便利だ。ファスナーは二重構造。

部品の消耗や航空会社の取り扱いによる破損などは対象外だが、10年の長期保証を評価する声もあった。ブルー、シルバーなど4色。

(1)5万4000円(2)55×40×20センチ(3)2キロ、37リットル(4)電話06・6771・3223(大阪鞄材)

9位 サムソナイト「ライトショック スポーツ・スピナー55」
330ポイント
収納しやすくシンプルに

5月にお目見えした米サムソナイトの新作。独自素材「カーヴ」を使い、重さ1.7キロと2位の「プロテカ」と並ぶ軽さを実現した。

LCCでは機内持ち込みできる荷物が7キロまでの場合が多く、「より多くの荷物が入れられるのがカギ。内部もシンプルで収納しやすい」(バニラ・エアの客室乗務員、加藤さん)。

伸縮ハンドルの支柱が2本でなく1本なのは評価が分かれたが、「赤いカラーリングはセンスがいい」(三田村さん)との声も。開口部では「止水ファスナーなので雨の日も安心」(木下さん)との評価もあった。青、グレーなど3色。

(1)6万8040円(2)55×40×20センチ(3)1.7キロ、36リットル(4)電話0800.1236910(サムソナイト・ジャパン)

10位 ストラティック「レザー&モア フロントオープン」
310ポイント
ドリンクホルダー 個性的

1946年創業のドイツのブランドが今年1月に発売。前面は格子状のデザインで、ハンドルやネームタグには高級感のある本革を使用。背面にペットボトルが置けるドリンクホルダーを備えた。

「フロントが大きく開き、パッキングに便利。ドリンクホルダーもうれしい」(佐藤さん)。パソコンや小物用など「ポケットが多くていい」(長屋さん)。ファスナーは防犯性の高い2層式。ネイビーブルー、ミルクなど3色。

(1)2万9700円(2)55×37×23センチ(3)3.3キロ、33リットル(4)電話03・6265・0030(ランガージャパン)

厳しい重量制限 LCC対応進む

格安航空会社(LCC)の国際便を利用する人が増えている。LCCでは機内に持ち込めるスーツケースの重量やサイズに厳しい制限があり、対応した製品が人気となっている。

バニラ・エアは17年、ピーチ・アビエーションでは昨年から、機内持ち込みできる荷物の重さが最大で計10キロから7キロに減った。こうした流れを受け、プロテカやサムソナイトが2キロを切る製品を出すなど、従来より軽さを追求する動きが加速している。

機内持ち込みタイプでは、幅や厚みを抑えたり厚みを変えられたりと様々なタイプが登場。フロントポケットの充実も最近のトレンドだ。保安検査場でパソコンをさっと取り出せる点が受けている。転がり防止のストッパーや音の静かなキャスターなどで利便性を高めた製品も増えてきた。

国際線で100席以上の飛行機では、機内持ち込みできるサイズは高さ×幅×奥行きの3辺の合計で115センチ以下が主流だ。ただ、東急ハンズの佐藤宏樹さんは「航空会社の規定は変更が多いので、購入前にチェックした方がいい」と助言する。

◇  ◇  ◇

ランキングの見方 数字は専門家の評価を点数化。ブランド名(製品名)。(1)希望小売価格(税込み)(2)総外寸(高さ×幅×奥行き)(3)重量、容量(4)問い合わせ先。撮影協力=日本空港ビルデング、モデルはMAYU、写真は三浦秀行撮影。

調査の方法 専門家の協力で、3辺の合計が115センチ以内で、100席以上の国際線の航空機内への持ち込みが可能なスーツケースを23製品リストアップ。製品を集めて評価会を開き、専門家が軽さや機能、サイズなど、夏休みの短期の海外旅行を意識して順位付けした。専門家は自社の製品は外して評価した。(堀聡が担当しました)

週の専門家 ▽梅津真理(ルックJTB専属添乗員)▽加藤桃子(バニラ・エア シニアフライトアテンダント)▽小坂伸一(ダイヤモンド・ビッグ社「地球の歩き方」編集長)▽小谷野明子(トコー有楽町店店長)▽木下元(小田急百貨店 紳士・スポーツ担当マーチャンダイザー)▽佐藤宏樹(東急ハンズ バイヤー・"スーツケースの伝道師")▽長屋明子(近畿日本ツーリスト ホリデイツアー添乗員)▽夏目寛子(レッドホースコーポレーション 旅行用品MD)▽前田賢紀(ワールドフォトプレス「モノ・マガジン」編集長)▽三田村蕗子(「旅行が200%楽しくなる!スーツケース収納術」著者)▽柚木昌久(宝島社「モノマックス」編集長)=敬称略、五十音順

[NIKKEIプラス1 2019年6月8日付]

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