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リーダーの母校

信頼の力得た磐城高ラグビー部 プリファード岡野原氏 岡野原大輔・プリファードネットワークス副社長(下)

2019/6/17

(ラグビーは)観戦している人からはどこからボールが出てくるか分かりづらいかもしれませんが、やっている方はかなり把握していて、次の次ぐらいまでの動きをどうするかだいたい合意ができているんです。それも、最初のうちはサインを出して事前に動きを決めるサインプレーなんですけど、だんだんうまくなってくると、サインを出さなくてもみんな以心伝心で動けるようになる。そういう面白さがあります。

絶妙なタイミングでボールを受け渡すラグビーの経験は、仕事でも生きる。

「相手を信頼し、自分も信頼されるようにしようという思いはいつも持っている。それはラグビーの経験が役立っているのかも」と話す

練習や試合で経験を積んで失敗も重ねて、ようやく高次元のレベルでコミュニケーションを取れるようになります。(見ていなくても)こっちに走ってきているはずだ、とかいうのが染みついてきます。このレベルに達するには、チームメートを信頼して、自分も他の人の信頼に応えないといけない。この経験は、もしかしたら今にも役立っているのかな、と思います。

思った以上に他の人はこちらの状況を把握していないことが分かっているので、コミュニケーションをどう取るかは常に意識しています。それに、相手を信頼し、自分も信頼されるようにしようという思いも、いつも持っています。

会社を一緒に作ったメンバーは、それぞれバックグラウンドは違いますが、お互い信頼して協力しあうことを良しとする文化とか空気ができていると思います。もちろん、前提として根っこの部分で共通するもの――技術が好きだとか、学ぶのが好きだとか、技術を生かしてインパクトのあるものを作り、世の中に貢献したいだとかがあるのに加え、オープンマインドな人が集まっているということはありますね。

高校2年のとき、幸運もあって花園(全国高校ラグビー大会)で1回戦負けでしたがプレーできました。地元も町を挙げて支援してくれて緊張しましたが、記憶に残る経験になりました。スポーツをやっていてよかったのは、強いチームと対戦することで「同じ高校生なのにこんなに差があるのか」と肌で感じられたことだと思います。どうしてこんなに強いんだろう、上を見たらきりがない、と実感して、広い世界を知ることができました。

ラグビー部の練習や合宿には、大学生や社会人になったOBが頻繁に来ました。他校も含め、監督やコーチには磐城高校ラグビー部OBが多く、多くの人が後輩たちを支えているのだなと感じました。

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