海外でのクレカ払い、現地通貨でお得 外貨預金も活用ファイナンシャルプランナー 風呂内亜矢

写真はイメージ=PIXTA
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海外旅行先で買い物などをしたとき、支払いにクレジットカードを利用する人は多いでしょう。手数料や安全性、汎用性の面でおおむね有利なことが多いからです。一方で、国によっては別途手数料がかかることや、支払時に適用される為替レートが直近のレートと大きく異なることもあります。今回は海外旅行での支払い方法について、着眼点をいくつか整理してみます。

日本円か現地通貨で払うか、選択できることも

海外でクレジットカード払いをしようとするとき、日本円で払うか、現地通貨で払うか、選択できることがあります。現地通貨を選んだ場合は、カード会社が定める為替レートに一定の手数料(1.63%など)を加算した金額で決済されます。日本円を選択すると、適用される為替レートがその場で確定する安心感はあるものの、そのレートはお店が決めているため、割高になることがあります。

私自身が体験した一例を紹介します。4月から5月にかけての10連休の間に360ドルを支払う機会がありました。この時、現地通貨払いを選ぶと、日本円に換算した金額が約4万860円(手数料込み)となるところが、日本円払いを選ぶと、お店が決めた為替レートを適用するため、4万3254円になるとのことでした。日本円にして2000円以上の金額差になるため、現地通貨払いを選んだ方が有利だったことになります。

外貨預金は残高から直接支払いも

ちなみに、私はこの360ドルを以前から保有していた外貨預金で支払いました。ソニー銀行のデビットカード「Sony Bank WALLET(ソニーバンク・ウォレット)」を使うと外貨預金の残高からの支払いでは手数料がかかりません。外貨預金は1ドル=102円程度の時に預けていたものなので、このレートで360ドルを日本円に換算すると3万6720円相当で支払えた計算になります。先ほどの例(クレジットカードで日本円払いを選択したケース)と比べると、6500円以上安く済んだと考えることもできます。