MONO TRENDY

私のモノ語り

小島瑠璃子 グランプリのご褒美は母のネックレス

2019/6/14

15歳のときに母からもらったネックレスを肌身離さず付けています

バラエティー番組などで、明るい笑顔と機転の利いたコメントが多くの人をひき付けている小島瑠璃子さん。テレビで見ない日はないほどの活躍ぶりだが、すべては2009年の「ホリプロタレントスカウトキャラバン」で約3万4千人のなかからグランプリに輝いたことから始まった。コインが付いた金のネックレスは、それ以来肌身離さず身に着けているラッキーチャームだという。

■「グランプリ取ったらご褒美にあげる」が現実に

このネックレスは、15歳のときに母からもらったもの。お仕事で外さなければならないとき以外は、ずっと身に着けています。「ホリプロタレントスカウトキャラバン」のオーディションの際に、お守りとして母から借りたのがきっかけでした。母がずっと身に着けていたもので、素敵だなって憧れていたんです。それを知っていた母は、冗談半分に「ないとは思うけど、グランプリを取ったらご褒美としてあげる」と約束してしまったんですね。結果、運よくグランプリに輝いたので母はあげざるを得なくなって(笑)。

元々は母が祖母から受け継いだもので、3姉妹同じネックレスを持っていました

そもそもこのネックレスは、母が自分の母親、つまり私の祖母から贈られたもの。母は3姉妹で、3人とも同じものを持っていて、今はその娘たちが受け継いでいるんです。そんなストーリーもある大事なものだから、自分のものになったときはとてもうれしかったです。私もいつか娘ができたら譲る日が来るのかな、なんてことも考えたりします。

今回、「私のモノ語り」のお話をいただいて、私にとって大切なものって何だろうと改めて考える面白い経験になりました。今って、物が飽和している一方でどんどん少なくもなっているのかなって思うんです。データ化されたり、ミニマリストのような生き方が注目されたり。

私はあまり流行を追うのが得意じゃなくて、靴やバッグも同じものをずっと使うことが多いんです。最先端のもの、話題のアイテムよりは、どんなものにも合わせられる上質なTシャツやデニムに出合えたときのほうがときめきます。

きっとこれは、母の育て方の影響でしょうね。母は倹約家で、長く使えるものしか買いませんでした。小さいころは人並みに「これほしい」「あれほしい」と駄々をこねることもありましたが、母はがんとして聞いてくれませんでした。今思うと、大人からすれば買ってしまったほうが楽だったりすることもあると思うんですよ。でも、母は絶対にその場の衝動で買うことを許しませんでした。

母がよく言っていたのは、どんなに欲しくてたまらないものができて、金銭的に買えるとしても、その日は買わずに家に帰りなさいということ。家に帰ると案外気持ちが収まってしまうこともありますし、それでも頭に浮かんでしまうくらい欲しいものであれば買ってもいいと。その教えが身に沁みついているから、長く使い続けられるものだけを悩みぬいて買うようになりました。厳選されたものだから、大切に使おうという気持ちにもなりますし。

どんなものにときめくか、ですか? 難しいですが、「これって一生ものだな」と思えるものに出合えたときでしょうか。流行に左右されないデニムやシャツもそうですし、私にとっては趣味のダイビングもそうですね。

母の教えで、衝動買いはしません

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