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投信の騰落率 海外REITが好成績も資金流出が続く

2019/6/14

写真はイメージ=123RF
日経マネー

今回は2019年3月末時点における過去1年間の国内追加型公募株式投信の騰落率ランキングを取り上げる。「東京海上・グローバルヘルスケアREITオープン」の年1回決算型と毎月決算型が30%超で首位、2位となった。

掲載した投信に限らず、18年度は海外REIT型の成績が良好だった。R&I分類で「北米REIT型(ノーヘッジ)」の投信の平均騰落率は約20%で全分類中トップ。「国際REIT型(ノーヘッジ)」も約17%に上った。

「北米REIT型(ノーヘッジ)」は純資産総額の面でも、3月末で合計すると約2兆3000億円に達し、全分類内で最大だ。「国際REIT型(ノーヘッジ)」も1兆円を超え、両分類で国内の投信全体(確定拠出年金専用投信などを除く)の7%を占める。

一方、毎月分配型を「顧客本位ではない」とする当局の姿勢もあり、2年ほど前から高分配を売りとする毎月分配型の海外REIT型投信も減配を進めており、保有者が離れている面もある。

新規資金流入額から解約額を差し引いた資金純流出入額を見ると、「北米REIT型(ノーヘッジ)」は昨年度5000億円超のマイナスで、全分類中、最大の純流出だ。

昨年度の海外REIT型投信の好成績を享受できた投資家も数多くいる一方で、年度初めに手放した人は、年度末の上昇局面を捉えられなかったことになる。

(格付投資情報センター)

[日経マネー2019年7月号の記事を再構成]

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