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解散ではなく活動休止 バンドの表現が変わったワケ

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NIKKEI STYLE

バンドや音楽ユニットが音楽活動を辞める際に用いる表現が変わってきている。以前は「解散」と発表していたが、近年は「活動休止」という言葉を用いるケースが増えた。その背景には、再結成を巡る動きがある。

バンドや音楽ユニットの解散や活動休止が続いている。特に活動期間が10年を超え、その選択をするアーティストが目立つ。2005年にデビューしたチャットモンチーは、自身の名前を脱いだほうが新しいところに行けるのでは、との理由から、14年目の18年に解散した。

注目したいのは、音楽活動を辞める際に用いる"表現方法"だ。16年から19年の間に活動を辞めたバンド・音楽ユニットを見ると、いきものがかりやVAMPSなど「活動休止」とうたうケースが目立つ。その傾向に変化があるのか、10年前を調べたところ、その違いは歴然。06年から08年では、「解散」と発表したアーティストが圧倒的に多かった。

「解散」ではなく「活動休止」と発表するアーティストが増えたのはなぜなのか。その背景を探るカギとなるのが再始動だ。00年以降で再結成を果たしたバンド・音楽ユニットを見てみると、06年頃から再結成が盛んになったと分かった。米米CLUB(06年)、X JAPAN(07年)など、大物アーティストが相次いで活動を再スタートしている。

実はその多くは、音楽活動を辞める際に「解散」と発表していた。例えば、ビジュアル系バンドの再結成ブームの火付け役となったX JAPANもその1つ。彼らの「解散」から「再結成」の流れを見ると、97年4月に音楽性の違いからToshiが脱退。同年9月にリーダーのYOSHIKIが記者会見で「解散」を発表した。

解散するも再結成が増加

しかし、06年秋にToshiとYOSHIKIが再会したことをきっかけに、07年に再結成を果たす。後日YOSHIKIは、「再結成するとは夢にも思っていなかった」と明かしている。その後もユニコーン(09年)、LUNA SEA(10年)など多数が同じ道を歩む。このように、「解散」を宣言しながら再び活動を始めるケースが続いたことから、「再始動する可能性がある」ニュアンスを含む、「活動休止」という言葉を用いるアーティストが増えていると考えられる。

17年に復活したKICK THE CAN CREWがまさにそうだ。商業ベースに乗って活動することにジレンマを感じ、04年に「活動休止」を発表。各自ソロ活動に専念した後、17年に再始動した。同年には、14年ぶりにアルバムの発売や、日本武道館公演も開催し、今後は自分たちのペースで活動すると決めているという。

(ライター 中桐基善)

[日経エンタテインメント! 2019年5月号の記事を再構成]

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