子供がギターを壊した… 修理費用、火災保険でカバー加入プランや保険料負担、確認を

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写真はイメージ=PIXTA
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部屋の模様替えで家具を移動していたら、テーブルの脚がテレビに当たって画面が割れた――。こうした日常的な事故が火災保険で補償される場合がある。「自分の不注意だから仕方がない」とあきらめず、補償範囲をいま一度、確認してみよう。

東京都に住むMさん(39)の長男(6)が先日、部屋で遊んでいる最中、誤ってクラシックギターにぶつかり、「ナット」と呼ばれる部分が折れた。修理費用は30万円あまり。損保会社に問い合わせると、火災保険の「不測かつ突発的な事故による破損・汚損」という補償範囲に含まれるとのこと。壊れたギターの写真や修理費の請求書を添えて申請すると、補償上限額の30万円の保険金が支払われ、修理費用のほぼ全額を補えた。

「ナット」と呼ばれる部分が折れたクラシックギター。約30万円の修理費用は火災保険でほぼ補えた

持ち家に住む人の多くは火災保険に加入しているだろう。火災保険では火事や落雷、風水害などの被害に遭った場合に保険金支払いを受けられるというのが一般的に知られるところだが、加入プランによっては補償範囲は幅広い。

補償範囲、加入プランで異なる

まず、建物の外から物が落下・飛来・衝突などしたことによる被害が挙げられる。「暴風雨の際に近隣住宅の屋根の一部が飛んできて、自宅の窓ガラスが割れた」といったケースが想定されるが、それだけにとどまらない。例えば、誰かが投げた野球のボールが飛んできて窓ガラスが割れたという場合や、他人の車が誤って自宅の門に突っ込んできた事故なども補償される。

車の事故は相手が当て逃げしたりすると、警察に届け出るにしても、門の当面の修理費用は必要になる。保険が適用されれば費用が補える。

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