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インバウンド最前線

外国人女性も待ったなし 大阪の本格的土俵で相撲体験

2019/6/21 日本経済新聞 朝刊

相撲部屋が合宿で使う本格的な土俵で相撲体験できる(大阪府大東市)

地域交流施設「アクティブ・スクエア・大東」(大阪府大東市)を運営する大東倶楽部(同)は、本格的な土俵を使って、インバウンド向けの相撲体験プログラムを始めた。まわしか着ぐるみのような相撲スーツを着用して、実業団の選手から四股や股割り、ぶつかり稽古などの指導が受けられる。女性も土俵に上がれる。

土俵は東京・両国の国技館と同様の土を使って専門の職人が設置した。大阪での大相撲春場所の際は湊部屋が稽古で使った本格的なものだ。併設したやぐらなどと合わせた投資額は4000万円。一般的な相撲体験は土俵でないことが多く、土俵でも女性が上がれないなどの制約があるという。

相撲はトランプ米大統領が観戦したように、欧米人に人気が高い。大東市に隣接する東大阪市では、9月に開幕するラグビーワールドカップで4試合が開催される予定で、大東倶楽部の植田清伸ゼネラルマネージャーは「ラグビー観戦に訪れるインバウンドを呼び込んで、相撲プログラムをアピールしたい」と話す。

プログラムはちゃんこ鍋の調理体験と試食も含めて2時間程度。5歳以上ならだれでも体験できる。3~10人を1組として受け付ける。料金は大人8800円、子ども7700円。大阪観光局が進めるスポーツツーリズムのコンテンツの一つとして情報発信などを支援している。

アクティブ・スクエア・大東は4階建ての旧校舎を改装して8室、58人が宿泊できる。地域向けの陸上競技やサッカーなどのスポーツ教室、演劇スクールなどを展開している。運営する大東倶楽部は物流事業を手掛ける摂津倉庫(大東市)が地域貢献を目的に設立した。

[日本経済新聞朝刊2019年5月28日付]

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