2019/5/31
「艶がたくさんでるのはジェルなのですが、地肌が目立つのがデメリット。ワックスを使った方が地肌が透けすぎないのでおすすめです」と話すオーシャントーキョー代表の高木琢也さん

――安倍首相は毛量がありますが、薄毛を気にしている人もいます。

「みな頭頂部が気になるんですよ。だから前の髪を後ろに倒して隠すんです。すると、かき上げスタイルが多くなる。安倍さんはワックスをつけているように見えますが、多くの人は毛が薄いと、地肌が見えてしまうといってワックスをつけませんよね」

■ワックスはライトハードがおすすめ

――整髪剤をつけるだけで、七三分けも新鮮になりますね。この艶がある感じはジェルで出すのですか。

「七三スタイルは日本人にとっては一番バランスがいい。オールバックにすると頭が四角く見えてしまう。非対称にすることが大切です」
「安倍首相の髪形もベースは七三分けですよね。横がすっきり、上を長めにして、髪を後ろに持って行く」

「これはワックスをつけて後ろに流すだけ。ジェルの方が艶がすごく出てよりウエットな感じになりますが、注意が必要です。薄毛の場合はウエットにすると地肌が見えてしまいます。ジェルはつけやすいしシャンプーして落ちやすいので使いやすいのですが、水分が多くて、地肌が透けやすい。ワックスはボリュームが出ますけど艶は出にくいです。薄毛を気にしている人におすすめするのはワックスですね」

「ワックスはライトハードがおすすめですが、日本では圧倒的にジェルかハードワックスが好まれます。とにかく髪を固めたい、こぼしたくないからキープ力を求める。でも日本人は毛が太く、硬くて、癖毛で、乾燥毛。白髪も多いし、すぐばさっとしちゃう。本来なら水分がちょっとあって、やや硬めのライトワックスがいいんです」

――七三分けではウエーブがあった方がいいですか。

「ウエーブが多少あるとしゃれていますよね。直毛でもかっこいいですけど、ウエーブがあると特に横から見たときにセクシーです。俳優の伊勢谷友介さんはときどきぴしっとした七三分けをしていますが、あれは頭の形と顔立ちが勝負ですので、一般には難しい。七三分けはふわっとさせることを心がけて。どの世代でも似合います。男性誌を見ていても、モデルさんの髪形は決めすぎていません。それがいまの時代の空気でしょう」

(Men's Fashion編集長 松本和佳)

SUITS OF THE YEAR 2021

アフターコロナを見据え、チャレンジ精神に富んだ7人を表彰。情熱と創意工夫、明るく前向きに物事に取り組む姿勢が、スーツスタイルを一層引き立てる。

>> 詳細はこちら

SUITS OF THE YEAR 2021
Watch Special 2022
SPIRE