マネー研究所

七転び八起き

配当利回りに着目、株価1割上下で売却をルールに

2019/6/3

「日経ヴェリタス」創刊以来の名物コラム。毎回1人の個人投資家を取り上げ、その人の投資歴の泣き笑いを赤裸々に紹介しています。
今回はヴォクシーさん(64) 趣味は水泳。大好きな読売ジャイアンツの調子も自身の投資収益も落ち、げんなり中。

■1982年~

ヴォクシーさん 最初に決めたルールを何があっても守るのが大切

ボーナスを使い、父親の知人の証券会社の人に紹介してもらった明治乳業(現明治ホールディングス、2269)株を20万円ほど購入した。1年ほどたち、株価が5割ほど上がっていたので売却し、その利益で当時発売されたばかりの任天堂(7974)のテレビゲーム機を買ったのはいい思い出だ。ただ、初めての投資は成功したが、そううまくいくものではないと思い、しばらく手を出さなかったので、バブル崩壊時も全く痛手はなかった。

■2001年~

日本マクドナルド(現日本マクドナルドホールディングス、2702)の新規株式公開(IPO)に応募し投資を再開した。株価は低迷したものの、株主優待がつくので今も持ち続けている。今はかなり戻ったので、持ち続けるか悩んでいる。

■12年~

退職金が入ったので、金融機関に運用を一任する「ラップ口座」を始めた。同時に日経平均225連動型の投資信託なども購入したが、なかなか利益が出ないのが実情だ。

■18年~

雑誌などを読み、株の勉強を本格的に始めた。狙いを損をしないことに設定。直近の株価が200日移動平均より高い企業に絞り、25.75日移動平均なども加味して銘柄を選択することにした。同時に配当利回りが最低でも3%以上ある企業に魅力を感じたため、最初に購入した株は日本たばこ産業(2914)だった。同様の理由でキヤノン(7751)なども購入したが、残念ながら含み損を抱えている。

自分のルールとして「株価が購入時より1割上がったら売る。逆に1割下がった損切りする」と定めていたのに、値下がりしても出方を考えているうちに売り時を逃してしまった。一方で、日本ユニシス(8056)株は1割ほど上がったときに売却し、結果として成功した。大きな損を出さずに、安定した配当利回りを重視して、投資を続けていきたい。

[日経ヴェリタス2019年5月26日付]

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