家計管理に疲れて貯まらない 妻納得の支出削減策は?家計再生コンサルタント 横山光昭

妻は今まで家計簿をつけたことがないし、きっと続けられないので、袋分け管理にしたのだと繰り返し話してきます。「記録をつける」ことを続けるのは困る、イヤだと思っているのでしょう。そうなると、記録をつける以外の方法を考えなくてはいけません。

そこで、袋分けによる家計管理をやめ、食費と日用品代を合わせた1週間の予算を決め、週単位で支出をコントロールする方法をとることにしました。もし予算オーバーしてしまったら、翌週分から前借りして調整してよいルールにしました。交際費や娯楽費、雑費は毎日使うものではないので、「予備費」という1つの費目にまとめました。

たくさんの費目に分けて管理する、使えるお金に厳しい制限をかけるということをせず、食費・日用品代に1週間の「目安」だけ設け、あとは大雑把に管理するほうが向いていると思えたからです。こうして繰り返し1週間単位の管理を続けると、家計簿などの記録がなくても支出のペースをつかめるようになってきます。

夫にも家計管理に関わってもらうようにしました。お金の減るスピードが分かれば、夫も支出のコントロールに協力しやすくなるからです。

支出の見直しに関しては、まず、一度下げるとその効果が持続する固定費から検討しました。電話代はまだ見直していませんでした。テレビコマーシャルなどで格安スマートフォン(スマホ)があることは知っていたけれど、本当に問題がないのかが心配で変えていなかったとのことでした。私の話を聞いた後、家電量販店で説明を聞いて納得の上で、格安スマホに変更しました。

食費については、週末によく行っていた外食の回数を減らしました。買い物は2人で相談しながらするようになり、食材を無駄にすることが少なくなったようです。日用品も本当に必要なものに絞ることで支出額を抑えました。夫は家計の状況を知り、子どもが生まれることもあり、自宅で飲むお酒を減らすことを決めたそうです。こうして月に5万円弱の支出を削減できました。

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