男女の関係改善スキル 生物学的特性知り尊重してこそ人生の景色が変わる本(4) 『一人になりたい男、話を聞いてほしい女』

要点3 月経周期に合わせた生活で幸福度アップ

女性のストレスを減らし幸福度を高めるために重要なホルモンには、他にオキシトシンとプロゲステロンもある。それらホルモンのバランスを最適に保つには、月経周期に応じて暮らし方を工夫するといい。まず月経終了後の5日間は、仕事や育児など誰かのための時間を中心に据える。仕事はテストステロンを(テキパキ働くには女性もテストステロンが必要)、誰かの世話はエストロゲンを増やす。月経後の6~10日間はパートナーとの時間を楽しもう。女らしい振る舞いがオキシトシンとエストロゲンを増やす。排卵後から月経中までの15~19日間は、仲間と、あるいはひとりで何かをする時間が重要。これによりこの時期のストレスを軽減し、仕事に必要なテストステロンの材料ともなるプロゲステロンを増やせる。

要点4 いい関係をつくるには「褒める・感謝する」

男性といい関係を築くための最善策は褒めること、感謝すること。簡単な一言で男性は気分を良くし、テストステロンが増える。感謝され助けを求められていると思うと、相手のために動こうとする。

逆に不満をぶつけ、誤りを正すのはNG。希望を伝えるなら、できればこうしてほしいという「リクエスト」として、あるいは自分の好みを「参考情報」として伝えよう。男性は相手に拒否されコントロールされていると感じると、心を閉ざして身構えてしまう。

(手代木建)

[日経ウーマン 2019年4月号の記事を再構成]

一人になりたい男、話を聞いてほしい女

著者 : ジョン・グレイ
出版 : ダイヤモンド社
価格 : 1,620円 (税込み)

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