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共働きの家計管理 老後資金など夫婦で「ゴール」共有 FPがお悩み解決

NIKKEIプラス1

2019/5/30

長期や短期のゴールを決めて、一緒にお金貯める仕組みを作れるよう話し合おう

子どもがいない共働き夫婦。負担額を決めて家賃や食費、日用品をやりくりしています。旅行代など別枠で用意していません。今は不都合はありませんが、大丈夫でしょうか。(40代女性)

◇ ◇ ◇

■回答者:ファイナンシャル・プランナー 前野彩さん

家計のやりくりにゆとりが出やすいのは、働き手が1人よりも2人の家庭です。一方、収入が2つある分、家計管理の難易度は高くなります。

共働きの家計管理は、主に3タイプに分けられます。

1つ目は「支出分担派」。例えば、夫は住居費、妻は食費というように、支出ごとに負担者を決めているタイプです。ただし、その決め方は、たまたま契約の手続きをした人ということが多く、結果として支出分担派になっているため、整理が必要です。

2つ目の「金額分担派」は家計費として出す割合や金額を話し合い、家計費用と決めたどちらかの名義の口座にお金をまとめ、ここから住居費や食費などの共通支出を賄っています。

3つ目の「1人分で生活派」は例えば夫の収入ですべての支出をやりくりし、妻の収入は全額貯蓄というタイプです。夫婦の収入に大きな差があるときや、一方が後から働き始めた家庭に多いケースです。夫の家計への関心が低くなりやすい傾向があります。

相談者さんの家計は、金額分担派にあたります。日常の支出の管理はできるものの、特別な支出はそのときにお金のある人が支払うことになりがちな点が課題です。共働きのうちは乗り切れても、年金生活というボーナスがない家計になると、行き詰まる可能性があります。

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