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ポイント賢者への道

使い道に困ったら… 共通ポイントにまず交換を ポイント賢者への道(115)

NIKKEIプラス1

2019/5/29

写真はイメージ=PIXTA

ポイントはためているけれどほとんど使ったことがない――。そんな人は少なくないようです。総務省の資料によると、クレジットカードの利用などで発行されたポイント年間約4000億円相当のうち3~4割は使われずに終わります。ポイントは有効期限が2年などと決められており交換しないと失効します。使う習慣のない人のためにお勧めの方法を紹介します。

ポイントを使わない理由でよく聞くのが「何に交換していいのかわからない」です。確かにクレカ会社が用意する交換先一覧には様々な商品が掲載されていますが、必ずしも必要な物が見つかるとは限りません。無理して欲しくもない物に交換したら後悔します。

賢いのはひとまず「共通ポイント」に換えておく方法です。Tポイント、dポイント、楽天スーパーポイント、Pontaポイントなどは全国多数の店舗で代金支払いに充当できて汎用性の高いサービスです。有効期限はありますが、コンビニやドラッグストア、飲食店など、使える場所が身近に見つかるでしょうから、焦って無駄な物に交換する心配は薄まります。ほとんどのクレカ会社が交換先として共通ポイントを用意しています。ポイントカード(モバイル版含む)を一つ作って番号などを控えておけば、サイト上の簡単な手続きで交換できます。

ポイントの使い道に困る場合にもう一つお勧めなのが「投資信託」や「株式」に換えて運用する方法です。ためたポイントを金融資産あるいはその類似資産に交換できるサービスをクレカ会社や証券会社などが相次いで始めています。投信などにしておけば有効期限など気にせず持ち続けられます。資産価値は株式相場などの影響で減ることはありますが、何にも交換しないまま失効させてしまうよりはよほど賢明です。

菊地崇仁
北海道札幌市出身。1998年に法政大学工学部を卒業後、NTTに入社。社内システムやLモードの料金システムの開発などに携わり、2002年に退社。同年、友人と共に起業し、システムの設計・開発・運用を行う。06年、ポイント交換案内サービス・ポイ探の開発に携わり、11年3月代表取締役に就任。一般からプラチナまで、57枚のクレジットカードを所有。

[NIKKEIプラス1 2019年5月25日付]

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