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「モードの帝王」アルマーニ氏、12年ぶり来日 百貨店協会と交流、24日に東京で大規模ショー

2019/5/22

ジョルジオ・アルマーニ氏(左)を迎えたイタリア大使のジョルジオ・スタラーチェ氏は「アルマーニがミラノを世界有数のファッション都市に押し上げた」とたたえた(東京都港区のイタリア大使公邸)

「モードの帝王」と呼ばれるイタリアのファッションデザイナー、ジョルジオ・アルマーニ氏(84)がこのほど来日し5月22日、駐日イタリア大使公邸(東京・港)で日本百貨店協会幹部と交流した。アルマーニ氏が来日するのは12年ぶり。24日には東京国立博物館表慶館(東京・台東)でショーを開く。1980年代に日本に上陸した「ジョルジオ・アルマーニ」はバブル期のイタリアファッションブームの火付け役となった。今回のショーはメンズ・レディス合わせて100点を超す大規模なものとなる。「コレクションは3カ月前に完成した。まさに東京にぴったりのコレクションになりましたよ」と自信を見せた。




■日本人男性のファッションへの意識変えた

ジョルジオ・アルマーニ氏(左から4番目)が5月22日、イタリア大使公邸で日本百貨店協会幹部と交流した(東京都港区)

日本百貨店協会との懇親会ではまず、イタリア大使のジョルジオ・スタラーチェ氏が「私と同じ名前で、世界でもっとも有名なジョルジオ氏を迎えて緊張している。『ジョルジオ・アルマーニ』のおかげでイタリアのファッションは進化を遂げ、ミラノを世界有数のファッション都市に押し上げた」とあいさつ。続いて、日本百貨店協会の赤松憲氏(三越伊勢丹ホールディングス会長)が「日本の男性のファッションへの意識は、80年代にアルマーニ氏の世界観に触れたことで劇的に変化した」と話した。「百貨店とは長い間、強い絆を結んできた」と、20年前に百貨店協会幹部40人がミラノのアルマーニ氏の邸宅に招かれて交流したエピソードを披露、アルマーニ氏の功績を讃え、感謝状を贈った。

アルマーニ氏は「今回の滞在でもとても大事なイベントで、私も緊張しています」と笑いを誘いながら「ファッションビジネスにおいて最高を目指すにはどうしたらよいのか、ということを日本の百貨店で学んだ」と話した。

■初のクルーズコレクションショー、東京で

24日に開くショーは2020クルーズコレクション。クルーズコレクションとはリゾート地で過ごすファッションを指し、高級ブランド各社が近年、力を入れている。「ジョルジオ・アルマーニ」がクルーズコレクションをショー形式でお披露目するのは今回が初めてとなる。イタリアから総勢70人ほどのスタッフが来日し、19日に来日したアルマーニ氏も準備に余念がない。「私はいま非常に好奇心が強くわき出ているんです」と健在ぶりをみせた。

ジョルジオ・アルマーニは3月、旗艦店であるアルマーニ銀座タワー(東京・中央)を全面改装した。

(Men's Fashion編集長 松本和佳)

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