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積立王子のヤング投資入門

乱気流の今こそ心に 王子直伝、積立投資の極意7カ条 積立王子のヤング投資入門(23)

2019/5/17

「投資は一生続く日常。個人投資家にできることは一歩一歩同じペースで足を前に出すこと」

ヤングという「昭和の香り」がするタイトルのこの連載ですが、令和時代に入り株式市場がいきなり試練を迎えています。リーマン・ショック以降、基本的には右肩上がりで回復してきた株価。最近の低ボラティリティー、上昇相場が当たり前と思っていたヤングの皆さんの中には初めて本格的に心が折れた人もいるでしょう。

でも、マーケットに変動はつきもの。次にどうなるかなんて誰にもわかりません。「当てにいく」のは不可能なんです。何度かはマグレで当たってもずっと勝ち続けられる人はいません。だから、長期の積み立て投資なんです。ヤングの皆さんには時間がある。確かでない将来予測よりも、今手にしている確かな時間を武器に世界の経済成長という大きなうねりに身を任せればいいんです。

ちなみにヤングといえば一般には若者のイメージですが、人生100年時代ですから生涯軸の運用を考えたときには誰もが死ぬまでヤング。もちろん私もヤングです。

フランスの哲学者、アランは言いました。「悲観主義は気分によるものであり、楽観主義は意志である」と。これこそ長期積み立て投資の極意。本物の長期投資とは未来の成長を信じられる楽観主義を持ち、将来のもっと幸せな社会、もっと豊かな生活の実現を希求する意志を込めて、自らのお金を投じていく高邁(こうまい)な行動なのです。

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