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バツイチ彼と結婚なら要チェック 生活資金の落とし穴

日経ARIA

2019/5/22

■ただし、時効はアリ。前妻が「請求しない」ことを祈るのみ

彼が50歳以上の場合は、「ねんきん定期便」には分割後の年金目安額が載っているので、老後のプランは立てやすくなります。

でも、彼が50歳未満の場合は、「ねんきん定期便」には年金分割が考慮されていない金額が記入されています。この場合、「年金分割をしたかどうか」は、本人から聞きださなければなりません。

彼が前妻と年金分割をしていたら、それは仕方ないことであり、前妻にとっては当然の権利です。そのときは、年金額が減ることを覚悟し、彼と一緒にその分を備えましょう。

なお、もしも彼が年金分割をしておらず、離婚後2年を経過していないのなら、前妻が時効までに年金分割を請求しないことを祈るしかありません。

恋愛中に前妻の話をするのは、お互いエネルギーのいることです。離婚の話を聞くことすら失礼だと感じたり、お金の話をすることに抵抗を感じたりする人もいらっしゃるでしょう。しかし離婚経験のある男性と今後の人生を考えたとき、前妻を完全にシャットアウトすることは不可能です。

心の面でもお金の面でも、「前妻の影」について、彼と一度話し合いをしておきましょう。

【シングルさんのサバイバル格言】
バツイチ婚は、前妻への慰謝料・養育費のチェックだけでは甘い!
離婚時の年金分割もしっかりチェック!
前野彩
Cras代表取締役、FPオフィス will代表。ファイナンシャルプランナー。中学・高校の保健の先生から、事実婚、退職、住宅購入、加入保険会社の破綻を経て転身。働く女性や子育て世帯が、お金の安心と可能性を実感できる「知れば得トク、知らなきゃソンするお金の知恵」を伝える。大阪・東京を中心に講演やテレビでも活躍。新著に『本気で家計を変えたいあなたへ〈第3版〉 書き込む“お金のワークブック”』(日本経済新聞出版社)

(取材・文 阿部祐子)

[日経ARIA2019年2月18日付の掲載記事を基に再構成]

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