暑くても羽織りたい「高揚」ジャケット 上質素材で

MEN’S EX

2019/5/23

(2)清涼感に心躍る[ シアサッカー ]

トラッドな夏素材ながら軽さ&涼しさはダントツ

最新の機能素材を用いた涼感ジャケットも続々登場しているが、着用時の涼しさや軽さを突き詰めるといまだシアサッカーの右に出るものはないかもしれない。念のため説明するとシアサッカーとは、経糸のテンションを変えながら織り上げることで、平らな部分とシボの入った部分が交互に縞状に現れた薄手生地のこと(最近はコットンが主流)。表面の凹凸により肌に触れる面が少なく、汗ばむ季節も常にドライに着用できる。

ただ王道の白×青カラーはカジュアル感がやや強く、それゆえに着用を躊躇していた人もいるだろう。しかし最近は紺や茶ベースのシックな色目も多く登場。伸縮素材を混ぜてさらに快適な着用感を叶えたものも出ている。ドライでエアリーな着心地は休日の軽い羽織り物としても絶好ゆえ、酷暑の備えとして一着は揃えておきたい。

■PAUL STUART/ポール・スチュアート

より上質な着心地のウールシアサッカー

優しいベージュのシアサッカー生地は、コットンより実は吸水性が高いとされるウールが主体。ウールは冬に暖かく、夏に涼しい天然の機能素材だ。細身だが程よい伸縮性も備える。ウール85+ポリエステル15%。 6万3000円(SANYO SHOKAI カスタマーサポート)

シャツ2万5900円/エリコ フォルミコラ(シップス 銀座店) パンツ1万9000円/ブリリア 1949(トヨダトレーディング プレスルーム) チーフ6800円/フランコ バッシ(ビームス 六本木ヒルズ) メガネ6万4000円/10 アイヴァン(アイヴァン PR)

[ 今季は色柄豊富な定番素材シアサッカー ]

トラッド好きの夏定番として愛されてきたシアサッカージャケット。従来は白×青ストライプが多かったが、今季は多彩な色柄が登場し、より幅広い嗜好に対応している。コーデの際には生地の凹凸に負けないようやや強めの色柄を合わせるのが正解だ。

〈 合わせのポイント! 凹凸感に負けない強めの色柄を 〉

TIED UP

■BROOKS BROTHERS/ブルックス ブラザーズ

よりシックに着回せる濃紺ベースのサッカー地

濃紺に同系色のチェックをうっすら配した落ち着いた趣のシアサッカー生地。これならお堅い職種の方でも仕事に使いやすいだろう。フィットは細身の「リージェント」。コットン99+ポリウレタン1%。 5万9000円(ブルックス ブラザーズ ジャパン)

シャツ2万3000円/ジャンネット(トヨダトレーディング プレスルーム) パンツ3万8000円〈オーダー価格〉/R&BLUES(R&BLUESプレスルーム) タイ1万2000円/ユナイテッドアローズ(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店) チーフ4000円/フェアファクス(フェアファクスコレクティブ)

TIED OFF

■THE GIGI/ザ・ジジ

リラックス感あるシルエットで今らしいエレガンスを演出

軽快仕立ての「アンジー」。王道の白×青ストライプのシアサッカーだが、程よくゆとりをもたせたシルエットでモダンに着用できる。濃色パンツを合わせて下半身を引き締めれば、ぐっと落ち着いた風情に。コットン78+リネン22%。 10万8000円(アマン)

シャツ1万6000円/マテウッチィ(トレメッツォ) パンツ3万8000円/インコテックス(スローウエア ジャパン) チーフ6800円/パオロ アルビザッティ(ナノ・ユニバース カスタマーサービス)

NO COLLAR

■TAGLIATORE/タリアトーレ

極限まで軽さを追求しつつしっかり粋に着用できる

ブランドの中でも定番のアンコンモデル「モンテカルロ」に、ライトウエイトのシアサッカー生地を採用。軽さの中にも大人の色気が香る一着だ。伸縮性も高く、休日の遊び着にもうってつけ。コットン98+ポリウレタン2%。 8万6000円(トレメッツォ)

ニット3万3000円/ストーンアイランド(ナノ・ユニバース カスタマーサービス) パンツ3万5000円/PT05(PT JAPAN)
【 スタイリスト武内雅英氏の着こなし解説 】
シンプルすぎず喧嘩しない、適度に主張ある合わせが◎
「いつものシンプルなVゾーンでは、生地に主張のあるジャケットと若干ミスマッチ。なので、タイドアップ時はシャツかタイのどちらかで強めの色柄を用いたり、ノータイ時も、凹凸感と喧嘩しない程度に風合いのある素材感のシャツや、色のあるニットがよく合うと思います」
夏の装い直前講座
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