粘着テープで固定するタイプということは、MacBookなど底面がフラットなノートパソコンを想定しているのだろう。実際、本体のカラーもMacBookを意識しているようにも見える。ノートパソコンによってはバッテリーやファンなどのパーツが出っ張っていて、底面がフラットではない機種もある。このあたりは購入前に確認しておくべきだろう。

僕は使っているLet's noteも底面はフラットではない。そこで粘着テープで貼り付けず、使いたいときだけ底面に敷くという使い方をしてみた。これでも十分、その恩恵は感じられた。やはり軽くて薄いということは大きな魅力なのだ。

高さは7~12cmの6段階で調節できる

標準機構にしても面白いかも

ノートパソコンを使うとき、手首に角度がつくとタイピングがしやすく疲労も軽減できる。Majextandを使えば、外出先でキーボードを使う時間が長い人でも、手首の負担が軽くなって、作業効率も上がるだろう。ノートパソコンで映画などを見るときにも使ってみたのだが、視線が上にあがり姿勢が良くなったこともあり、快適だった。

スタンドを使うとタイピングがしやすく目線も上げることができる

ノートパソコンスタンドは便利だと思いつつ、重さや携帯性の問題で敬遠していたが、Majextandはそれらの問題を解消してくれるとても興味深いソリューションだ。ノートパソコンの標準機構として、最初から実装しても面白いかもしれない。

津田大介
 ジャーナリスト/メディア・アクティビスト。「ポリタス」編集長。1973年東京都生まれ。メディア、ジャーナリズム、IT・ネットサービス、コンテンツビジネス、著作権問題などを専門分野に執筆活動を行う。主な著書に「情報の呼吸法」(朝日出版社)、「Twitter社会論」(洋泉社新書)、「未来型サバイバル音楽論」(中公新書ラクレ)など。近著に「情報戦争を生き抜く」(朝日新書)。芸術監督を務める「あいちトリエンナーレ2019」が8月1日から開催される。

(編集協力 藤原龍矢=アバンギャルド、写真 渡辺慎一郎=スタジオキャスパー)