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W杯だ!ラグビーを語ろう

自分はスクラムハーフ役 観戦後は「語りたくなる」 衆院議員・小泉進次郎さん

2019/5/14

小泉進次郎さんは前回W杯で南アフリカ代表を破った日本代表の大金星に「ほんとに、やられた」
アジア初のラグビーワールドカップ(W杯)が9月20日~11月2日に日本で開かれる。著名人に自分自身が思うラグビーの魅力を聞くインタビュー企画「W杯だ!ラグビーを語ろう」第6回は、衆院議員の小泉進次郎(こいずみ・しんじろう)さん(38)にファン目線での熱い思いを聞く。

プレーヤーとしての経験はないが、ラグビー観戦は日常の一部だ。関東学院大学に在学中、黄金期にあったラグビー部の活躍に胸が躍った。その心のうずみ火を、前回W杯で日本代表が強豪・南アフリカを破った試合が再び燃え上がらせた。

――南アフリカ戦、いま改めて感想を。

「一言でいうと、涙。ほんとに、やられた。ひとりで生中継を見ていたんだけど、終わった後にあんなに余韻が残って涙があふれたことはなかった。しかも4年後に日本にW杯が来ることは決まっていたでしょ。ホスト国のひとりとして、自分の言葉でラグビーを語れる男になっておきたいと思った。関東学院時代から魅力のあるスポーツだなというのはあったけど、完全にスイッチが入りましたね。仲間たちと意識してゲームを見に行くようになりました」

――在学前後の10年間で母校は大学選手権優勝6回、準優勝4回。どう見ていましたか。

「『プロ予備軍』かというくらいすごくレベルが高かった。ラグビー関係者以外にもその名がとどろいていたのが当時の春口広監督。それとブルーのジャージーが関東学院の代名詞だった。ラグビーとの距離感が近いことの根っこには、やはり関東学院が強かったことが間違いなくある」

■スクラムだけ見ていても楽しい

――競技として魅力を感じる点は。

「原始的であることと、緻密であることの両面じゃないですか。理屈抜きにぶつかっていく。前に進む。血がわきたつというかね、理屈を超えてます。この原始的なところで魂が震えなかったら、たぶんその人と酒を飲んでも楽しくないだろうなと思う」

「緻密さの典型はスクラム。足首の角度から腰の高さ、一人ひとりの体格の合わせ方まで、まるでパズルを合わせるように組む。審判との相性まで事前に分析する。どこからを反則と判断するか、みたいな。どう組み、どう組ませないかという駆け引き。スクラムだけ見ていても、楽しいですよね」

復興大臣政務官時代には釜石シーウェイブスも訪問した(2015年、岩手県釜石市)=本人提供

――五輪と違って全国で試合があるラグビーW杯は地方創生にも効果がありませんか。

「(試合会場となる)釜石鵜住居復興スタジアム(岩手県釜石市)に大勢が出かけていると聞いてますけど、東日本大震災からの復興にとって、まさに理屈を超えた力を与えているのは間違いないですよね。スポーツが街の核のひとつになると、若者らプレーを楽しむ人も、それを見る多くの人も力を与えられる。これはすごく大きい」

「昨年9月にニュージーランド(NZ)を訪ねたとき、(元日本代表ヘッドコーチの)ジョン・カーワンと会ってね。彼がおすすめの旅行先を聞かれたときはいつも『日本、とくに地方がすばらしい』と答えていると聞いて、うれしかった。元オールブラックス(NZ代表)である彼が、そういう思いをもってくれているのは両国の大きな財産だね」

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