楽しく学ぼう宇宙の不思議 宇宙体験スポット10選

NIKKEIプラス1

6位 はまぎんこども宇宙科学館
(横浜市) 330ポイント
宇宙飛行士気分味わう

宇宙飛行士になったような体験型展示で家族連れを引きつける施設。「月面ジャンプ」や「空間移動ユニット」では宇宙飛行士のトレーニング気分が味わえる。「スペース・シュミレータ」は宇宙ステーションでのロボットアームの操作やスペースシャトルの操縦をゲーム感覚で楽しめる。「キャプテンシアター」では宇宙をテーマにしたイベントを展開。プラネタリウムの宇宙劇場(600円)では、子ども向けのプログラムやスタッフの生解説も。「子どもが楽しめるイベントや展示・プラネタリウム番組が充実。星空観察会もおすすめ」(神山美穂さん)。館長は日本の宇宙教育の父と言われる的川泰宣氏だ。

(1)JR洋光台駅から徒歩3分 (2)400円 (3)http://www.yokohama-kagakukan.jp/

7位 佐賀県立宇宙科学館 ゆめぎんが
(佐賀県武雄市) 310ポイント
巨大な宇宙船のよう

「湖のほとりに立つ巨大な宇宙船のような迫力ある建物が印象的」(若松宏昌さん)。無重力での姿勢制御訓練に使われたのと同じ形の「宇宙トレーナー」でぐるぐる回転したり、月面歩行気分を「ムーンウオーク」で味わったりできる。細いロープの上を重りのついた自転車で走る「スペースサイクリング」も宙に浮く感覚が体験できる。プラネタリウムや天体観望会、周辺の豊かな自然を生かしたワークショップや野外散策も楽しい。温泉のほか、焼き物の町、伊万里や有田など周辺観光と合わせて訪れるファンも。

(1)JR武雄温泉駅からタクシー10分 (2)510円(プラネタリウム込み910円) (3)https://www.yumeginga.jp/

8位 国立科学博物館
(東京都台東区) 270ポイント
国立唯一 貴重資料が充実

国立の唯一の総合科学博物館だけに宇宙分野の資料が充実。はやぶさが小惑星「イトカワ」から持ち帰った微粒子の実物を顕微鏡でみられるほか、宇宙飛行士の若田光一さんがスペースシャトルで回収したSFU(宇宙実験・観測フリーフライヤー)の実機を展示している。50年前にアポロ11号が月で採集した石のほか、日本で初めての人工衛星「おおすみ」の模型など見逃せない展示が多数。「さすがとうならせる展示。じっくり見ると1日でも足りないくらい」(秋山演亮さん)。野外には、おおすみを打ち上げたロケットランチャーを展示している。

(1)JR上野駅から徒歩5分 (2)620円(常設展) (3)http://www.kahaku.go.jp/

9位 宇宙科学博物館コスモアイル羽咋
(石川県羽咋市) 260ポイント
UFOのまちの本格展示

知る人ぞ知る宇宙科学館。宇宙から大気圏に突入して戻ってきた旧ソ連の宇宙カプセルをはじめ、ロケットや宇宙船がずらり。羽咋市は空飛ぶ円盤の目撃や伝説が残ることから、未確認飛行物体の「UFOのまち」と呼ばれる。「このまちならではのUFO資料が充実。宇宙展示は本物」(中島修さん)。宇宙船が故障して帰れなくなり、アルバイトをしているという緑色の「宇宙人サンダーくん」が出没。宇宙基地のような外観や宇宙がテーマの映像と音楽を楽しめる「コスモシアター」も人気だ。

(1)JR羽咋駅から徒歩8分 (2)400円(コスモシアター込み800円) (3)http://www.hakui.ne.jp/ufo/

10位 三菱みなとみらい技術館
(横浜市) 210ポイント
宇宙開発 映像で体感

三菱重工グループの陸海空の乗り物や技術が集結。宇宙分野では日本の主力ロケットH2A、H2Bに搭載したエンジンの実物を見られるほか、きぼうのコーナーにロボットアーム操作体験ゲームがある。「フロンティアシアター」では宇宙開発の将来の姿を間近に迫る映像で体感でき、半径7メートルの円筒形スクリーンの「バーチャルツアーステーション」ではロケットの製造から打ち上げまでをたどれるプログラムも。「ロケットが好きならぜひここへ。どんな風に飛んでいくのか知ることができる」(黒田有彩さん)

(1)横浜高速鉄道みなとみらい駅から徒歩3分 (2)500円 (3)https://www.mhi.com/jp/expertise/museum/minatomirai/

◇  ◇  ◇

ランキングの見方 数字は選者の評価を点数化。施設名(所在地)。(1)交通手段(2)大人の入館料(3)サイトのURL。写真は1の筑波、2、3、5位が三浦秀行撮影。4、6~10位は各施設提供。

調査の方法 「全国宇宙科学館ガイド」をまとめた恒星社厚生閣編集部や専門家の助言を参考に、宇宙について、学んだり体験したりできる全国の施設から30カ所をリスト化。宇宙に詳しい選者14人に「宇宙の魅力に触れられる」「大人も子どもも気軽に楽しめる」などの観点でそれぞれおすすめ順に1~10位までを選んでもらい、編集部で集計した。(河野俊が担当しました)

今週の専門家 秋山演亮(和歌山大学教授)▽浅川恵司(クラブツーリズム・スペースツアーズ社長)▽荒井誠(電通宇宙ラボ主任研究員)▽梅本真由美(「天文台マダム日記」ライター)▽大貫美鈴(宇宙ビジネスコンサルタント)▽加藤剛(丹青社クリエイティブディレクター)▽神山美穂(ビクセン・宙ガール)▽川口雅也(月刊「星ナビ」編集人)▽黒田有彩(タレント、「宇宙女子」著者)▽小定弘和(日本宇宙少年団)▽中島修(日本旅行「sola旅クラブ」担当)▽林公代(宇宙ライター)▽福江純(大阪教育大学教授)▽若松宏昌(日本宇宙フォーラム)=敬称略、五十音順

[NIKKEIプラス1 2019年5月11日付]

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