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バブル時代の日本車、米国で輝き再び 税優遇追い風

2019/5/22

Paravi

米国では新車販売数が減少しています。そんな中「ネオクラシックカー」と呼ばれる新たな市場が注目を集めています。特に人気なのが日本車です。

南部テキサス州オースティンで、一風変わった自動車ショーが開かれました。集まったのは1980~1990年代のクルマばかり約500台。80年代当時の音楽やファッションを楽しむことを目的とした「ラドウード・カー・ショー」です。参加者の中には当時の大きな携帯電話など小道具を持参する人もいます。

車両税の優遇措置を受けることができるバブル時代の日本車の販売が好調だ

仕掛け人は1984年生まれのセルバンテス・アート氏。2017年の第1回から回を重ねるごとにショーの規模は拡大しており、2019年は日本や英国にも進出し、合わせて12回の開催を予定しています。最近、ホンダとパートナーシップを結び、トヨタ自動車も協賛に興味を示しているようです。

日本の大手自動車メーカーも注目するこのイベント、なんとバブル時代の日本で生産されたクルマが全参加車両の約25%を占めています。このような日本車を専門に扱うバージニア州リッチモンドの「ジャパニーズ・クラシックス」では、月に35台ほどのペースでクルマが売れているといいます。

米国では製造から25年を経たクルマは「クラシックカー」に分類され排ガス規制の対象外となるため、車両税の優遇措置を受けることができます。バブル時代の日本車の販売が好調な理由の一つはそこにあるようです。日本で一線を退いたクルマが今、米国の若者たちの心をつかんでいます。

この映像と記事はテレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(2019年3月7日放送)の内容を配信用に再構成したものです。(C)テレビ東京

[PlusParavi(プラスパラビ) 2019年4月18日付記事を再構成]

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