スイスの高級時計ブランド「ゼニス」の新作ウオッチ「エル・プリメロ A386 リバイバル」は、世界で初めて10分の1秒の計測を可能にした自動巻きクロノグラフ(ストップウオッチ機能)駆動装置(ムーブメント)「エル・プリメロ」の50周年記念モデル。
1969年のエル・プリメロの特徴を忠実に再現。直径38ミリメートルのケース、ドーム型風防をはじめ、目盛や針、ラグ(ケースとベルトの接合部分)などもオリジナルと同じだという。ケースはホワイトゴールド、ローズゴールド、イエローゴールドの3モデルを用意する。それぞれ50本限定、50年保証。
「デファイ インベンター」は2017年に発表した超高精度な新型オシレーター(発振器)を量産化して搭載した。従来のテンプ(はずみ車)とひげゼンマイ(金属コイル)を使った機構に代わり、シリコン製単体構造の調整機構を採用した。素材には軽量なチタンや「アエロニス」(アルミニウムポリマーの合成素材)を採用、建築的なデザインで仕上げた。
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