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桐谷さんの株主優待入門

桐谷さんチョイス 優待を最近拡充した銘柄ベスト10

日経マネー

2019/5/10

次は焼津水産化学工業(東1・2812)。以前は一律4000円の自社関連商品だったのを、1年以上保有で4000円、5年以上保有で8000円にしました。ところが2月に1年未満でも2000円相当商品をくれることに。優待族にとって1年間もらえないのは結構つらいんです。やはり新規の株主を増やしたい、と保有1年未満でも優待を実施することにしたのでしょう。2000円相当でも利回り4%超です。

桐谷広人(きりたに・ひろと) 69歳。元プロ棋士(七段)。1984年の失恋を機に株式投資を始める。現在800以上の優待銘柄を持ち、その優待品で日々の生活をほぼ賄っている。癒やされる人柄も人気の理由

6位はRVH(東2・6786)。美容関係の割引券をくれる優待ですが、2月に一部割引券をエステ無料券に変更。調べるとエステ券は会員価格で1枚1万5000円ぐらい。男性でも使えるとのことで株主になりました。株価は発表時に急伸しましたが、今は発表前の水準に。優待のエステの良さが伝われば株価も戻るでしょう。ただ評判が良くエステ利用者が増えたら優待内容を変える可能性も。そこで6位にしました。

■分割・併合で優待拡充も

7位はホッカンホールディングス(東1・5902)。単元株が1000株だったホッカンは、18年に5株を1株に併合。もともと1000株保有の人は200株保有となり、優待は200株以上で以前と同じ内容になると思いきや、100株で同じ内容と発表。その発表も早めに行い、余裕をもって手持ちの100株を売却できるように。良心的です。8位のユニゾホールディングス(東1・3258)はギフト券がなくなった代わりに長期保有で無料宿泊券が付くようになりました。ギフト券廃止は改悪と思いましたが、全国各地にあるホテルの無料宿泊券という優待はなかなかありません。

9位の石塚硝子(東1・5204)は長期優遇制度を設けた例です。一律QUOカード1000円に3年以上保有で5000円相当自社グループ製品か3000円相当カタログギフトが付きます。10位はプロシップ(東1・3763)。こちらは1株を2株に分割しましたが、18年末から19年にかけて(1)100株から以前と同じ優待(2)長期優遇制度導入と、短い間に2回も拡充。珍しい例として入れました。

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