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小林涼子 シンデレラ気分のオーダーシューズ

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NIKKEI STYLE

開口一番「靴が好きです!」と話すのは、女優の小林涼子さん。靴への愛情が深まったオーダーメイドの革靴やサンダル、プライベートの相棒・スマートスピーカーなどについて語る。

愛用歴7年のオーダーメイドシューズ

「私は靴と服と鞄が好きなんですけど、中でも好きなのが靴です。もともと私の足は甲が少なくて薄べったいので、なかなか自分に合うものを探せなかったんですよ。そんな時に出合ったのが、学芸大学駅近くの『ブラウンシューズ』さん。お直しが専門の店なのですが、靴の修理に行ったら、サンプルの革靴が置いてあって。すごくきれいだったので『靴、作られるんですか?』とお伺いしたら、『作るんですよ~』と。『じゃあもしかして、私の足に合う靴も作れますか?』という話になって、そのまま革靴を作ってもらうことになりました。

オーダーするときはまず、サンプルの型を履いて、『痛いところはありますか?』とか聞かれるんです。それで『じゃあ、この部分はちょっと短くしましょう』とか調整して、木型を削っていく。私が『幅が狭い靴が好きです』と言ったらぴったりの幅にしてくれて、逆に余裕があった方がラクな部分は、粘土を付けて木型を広げてくれたりしました」

それから1カ月後、再び店を訪れると、完成したオーダーメイドの革靴があった。

「履いてみたら、感動しました。というのは、その靴が、運動靴よりもラクだったんです。オーダーするときに柔らかい革を選んでいたので動きやすいし、底にクッションを入れてもらったので、長く歩いていても疲れない。くるぶしに靴が当たることがよくあったんですけど、そこも全然痛くなくて、ストレスフリー。実はくるぶしに当たらないように、かかとのところだけ厚めにソールを入れてもらってたんですよ。おかげで履くと身長が1cmくらい高くなって、シークレットブーツみたいな良さもありました(笑)。

それから履き続けて感じた良さは、長く愛せること。プラスチック製品は『経年劣化』と言われますけど、革靴は、履けば履くほど味が出る。色が変わっていっても、自分だけのカラーチェンジだと考えられるんです。

メンテナンスも、そんなに大変じゃないです。普段は汚れたら拭く程度。『ちょっと剥げたな』とか気になるところが出てきたら、私はすぐに靴屋さんに持っていきます。ボロボロになるまで履いて持っていっても、きれいに直してくれるんですよ。しかもきれいなヒモに変えておいてくれることもあって、その丁寧さは本当に職人技。メンテ代も高くなくて、800円とか900円。私はもう年中、月イチ以上で、その靴屋さんに行ってます(笑)」

「革の値段によって変わりますけど、だいたい5万~6万円くらい」というそのオーダーメイドの革靴は、すでに7年以上愛用している。それ以外にも今は多数のオーダーシューズを持っているという。

「レースアップの革靴が黒、白、茶の3足。白はめでたく二代目を迎えました(笑)。あとはスリッポンタイプが茶色と白の2足あって、スリッポンの革をスニーカーっぽい生地に変えたものが2足。あとローファーの黒があって……と、たくさんあります(笑)。どれも私にぴったりで履きやすいので、プライベートでも仕事に行くときでも、よくオーダーメイドの靴を履いていきますね。特に、どんな場所に連れて行かれるかわからない地方ロケには絶対に履いていきます。

私にとってそれらは、魔法使いのような靴屋さんが私のために作ってくれた『シンデレラシューズ』。もし魔法が解ける時間が来ても、運動靴よりもラクなので、走って家に帰れる(笑)。脱げないから、私は絶対、靴を落とさないですけど」

「映画監督・水谷豊」が選んだウェディングドレス

5月10日公開の出演映画は、俳優の水谷豊さんが脚本・監督を手掛けた『轢き逃げ-最高の最悪な日-』。小林さんは、結婚式後に新郎がひき逃げの容疑者として逮捕されてしまう、大企業の副社長令嬢・白河早苗を演じている。

「オファーを受けたときは、嘘だと思いました。水谷さんとはお会いしたこともなかったので、『え、私!?』みたいな(笑)。撮影が始まってからもずっと嘘じゃないかと思ってましたね。

早苗ちゃんはチャーミングで、育ちの良いお嬢様。『私、お嬢様じゃないけど、大丈夫かな?』と不安でした。映画でお嬢様に見えていたとしたら、それは水谷さんがお嬢様にしてくださったんです(笑)。例えば衣装。衣装合わせのときにいろんな洋服をチェックしてくだって、特にウェディングドレスは資料に付箋を付けて、こだわって選んでくださいました。

撮影現場では、私たち若い役者の演技を温かい目で見てくれて、『それもいいね! でも、こっちのやり方もあるんじゃない?』と一緒に可能性を探ってくださるんです。その場で実際に演じてみせてくれたり、自分の秘技みたいなものまで全部教えてくださって。私も、できるすべてを出そうと思いました」

最も印象に残っているのは、収監された結婚相手の秀一(中山麻聖)と接見する、後半のシーン。撮影も、実際に撮影期間の後半に行われたという。

「結婚式という最高の日が最悪の日になり、転がるように墜ちながら、早苗は大人の女性として成長していく。私もその日の撮影のために、ちょっとがんばって体重を絞って行ったんですけど、麻聖くんはげっそりするほど痩せていて。私はまだまだ甘かったと反省しながらも、ずいぶん会えなかった早苗と秀一さんのような気持ちになれて、ガラス越しに彼を見ているだけで涙が出ました。

完成した映画は、サスペンスでドキドキもしますが、でも圧倒的にヒューマンドラマで……人にどう薦めればいいのか、難しい作品です。ただ、この新生活の時期にぴったりの映画だとは思います。隣の芝生が青く見えるようなこの社会の中で、人を羨ましいと思ったり、自分は何でこうなんだと悔しい思いをしたりすることは、誰にでもあると思います。私にも、ありますし。そういう感情の顛末(てんまつ)を描いた作品でもあるので、羨んだり、羨ましがられたり、いろんな気持ちが渦巻く5月に、ぜひ劇場で見ていただきたいです」

語学学習にも使える「Amazon Echo」

映画のロケが行われたのは、神戸。神戸といえば靴の産地として有名で、街を歩けば靴屋に遭遇する可能性も高い。

「靴屋さんを見かけると、つい入って、美しい靴を物色してました(笑)。目移りしてほかの靴を買うこともありますけど、結局、戻って来るのはあの靴なんですよね。シンデレラシューズ。本当に動きやすくて快適なので。

最近はブラウンシューズさんで、サンダルもオーダーしてるんです。ビーチサンダルを革で作ると、超・快適なんですよ(笑)。足にぴったりだし、革の硬さ・柔らかさも選べるので。私はヒールを10cm付けてもらって、高くして履いています。それに飽きたら、カットして普通のビーサンにできるので便利。今年は家の周りをずっと、そのサンダルで歩いてます」

自宅での相棒は、スマートスピーカーの「Amazon Echo」。AIアシスタントの「アレクサ」を搭載し、「アレクサ、音楽かけて」などと話しかけると答えてくれる。

「アレクサ、面白いですよ。新聞も読んでくれるし、それこそ日経の読者の方にはオススメです。ウチのは最近、ちょっと英語仕様になっていて。お願いするとき、『これ、英語で何て言うんだっけ?』といちいち考えながら言わなきゃいけないんですよ(笑)。中国語とか、いろんな言語に対応しているので、語学の勉強にも向いているツールだと思います。

今、欲しいものですか?うーん……チケット。あたたかい国に行ける航空券が欲しいです。その時の靴は、やっぱりオーダーシューズ。革のサンダルを履いていきたいです」

小林涼子
 1989年生まれ、東京都出身。2003年より雑誌「ニコラ」の専属モデルとして活躍し、05年、「HINOKIO」で映画初出演。08年のドラマ「魔王」でヒロイン役を務めて脚光を浴びる。以降の出演映画に「大人ドロップ」(14年)、「ピンクとグレー」(16年)、「猫は抱くもの」(18年)など。ドラマには「お迎えデス。」(16年)、「主婦カツ!」(18年)などがある。19年は倉本聰脚本のテレビ朝日帯ドラマ「やすらぎの刻~道」に出演。

轢き逃げ-最高の最悪な日-

大手ゼネコンの若手ホープ・宗方秀一は、副社長の1人娘・白河早苗との結婚式を間近に控えていた。その打ち合わせに親友の森田輝と向かっていた時、道路にいた女性を撥ねてしまう。「誰も見ていない」と車を発進させた秀一と輝だったが、その日を境に不審な出来事が起こり始める。監督+脚本・水谷豊 撮影監督・会田正裕 音楽・佐藤準 出演・中山麻聖、石田法嗣、小林涼子、毎熊克哉、水谷豊、檀ふみ、岸部一徳 2019年5月10日(金)全国ロードショー

(文 泊貴洋、写真 藤本和史)

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