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「ちょい忘れ」減らす脳習慣 空き増やし記憶力鍛える

脳の老化対策(中)

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NIKKEI STYLE

前回記事「『アレ何だっけ』が増えてない? 脳の老化チェック」で、「脳への適切な刺激と生活習慣の改善によって、何歳になっても脳のパフォーマンスは向上する」とお伝えした。脳を鍛えることで、低下しがちな前頭前野の機能やワーキングメモリの働きが向上するという。では、具体的にどんな脳トレが有効なのかを今回は紹介する。

◇  ◇  ◇

まず、心しておきたいのは、脳のワーキングメモリは、すぐに「手いっぱい」になってしまうことだ。

「同時に処理できる情報は意外に少なく、せいぜい5~7つ。古いパソコンで、同時に幾つものソフトを立ち上げるとフリーズしてしまうのと同じことです。ワーキングメモリのパフォーマンスを上げるには、1つ1つの作業を素早く終わらせ、常に空き容量をつくっておくことが大切なのです」と、認知症や脳のリハビリに詳しい医師の長谷川嘉哉さん。

次に意識したいのは、いかにアウトプットの回数を増やすかだ。

長期記憶の「保管庫」に記憶を定着させるには、仮置きされていた記憶を何度も出し入れすることが有効。「覚えられなくなったのではなくて、うまく引き出せなくなったのです。人に話す、日記に書く、SNSにアップするなど、さまざまな方法で、入ってきた情報を外に出すことを意識するといい」

長谷川さんが勧めるのが、読書記録をつけることだ。読んだ内容を整理して文章にまとめることが脳のトレーニングになり、読み返すことで、必要な情報が海馬を通して長期記憶として脳に定着する。

同様に、日記を書いたり、思い出せなかったことをノートに書いたりするのもいい。「うまくいったことや感動したことを書き留めると、達成感や感動を伴う出来事として扁桃核を刺激し、長期記憶に残りやすくなります」

利き手に偏りがちな日常動作を、逆の手で行ったり、頭と体を同時に働かせたりすることも、脳の活性化につながる。例えば両手を交互に使って歯を磨く、片足立ちで地名しり取りをする、アルファベットのaから順に英単語を挙げてみるなど、課題を決めてチャレンジしてみよう。

※次回は3つ目の脳習慣である「運動と食事」について紹介する。

(文 中城邦子、写真 竹井俊晴、イラスト 村林タカノブ)

長谷川嘉哉さん
認知症専門医。1966年、愛知県生まれ。名古屋市立大学医学部卒業。医学博士。毎月1000人の認知症患者を診察する認知症専門医。脳リハビリにも詳しく、講演でも活躍。著書は『一生使える脳』(PHP新書)ほか。

[日経おとなのOFF2018年11月号記事を再構成]

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