MONO TRENDY

デジタルライフ

離れると警告、発見で通知 無線で探せる紛失防止タグ

日経PC21

2019/6/2

タブレットなどを外出中に使っていると、つい置き忘れてしまいそうになることがある(写真はイメージ=PIXTA)

普段からタブレットやノートパソコンを持ち歩いている筆者は、カフェや移動中の電車などで仕事やメールのやり取りをする機会が多い。そのため、ときにはカフェの椅子やトイレの棚、電車の網棚などに、パソコンの入ったカバンを置き忘れそうになることもある。万一のときの対策として、利用しているのが「マモリオ」だ。

筆者のカギに付けた「マモリオ」と、ノートパソコンに貼った「マモリオ フューダ」(実売価格は2800円前後)。電池寿命は8カ月~1年

マモリオは、ブルートゥースを内蔵した小型の忘れ物防止タグ。筆者は製品が登場したころから何個も使ってきたが、2019年に入り、JR東日本などが「マモリオスポット」の本運用を開始したこともあり、その可能性に期待している。

マモリオは、スマホに専用アプリを入れて、ブルートゥースでペアリングして使う。スマホとマモリオが一定の距離を離れると、それを通知する仕組みだ。

マモリオとスマホの専用アプリをペアリングして通知設定をオンにしておくと、マモリオが手元から離れる(有効距離から外れる)とスマホに通知が来るので(1)(2)、置き忘れたり落としたりしたとき、すぐに気付くことができる

スマホを持って立ち去ったとき、忘れ物にマモリオが付いていれば、置き忘れを通知してくれる。いざ見当たらなくなったときも、最後にあった場所を地図で確認できる[注]。

さらに、「みんなで探す」機能をオンにすると、なくしたマモリオにほかのマモリオ利用者がすれ違ったとき、場所の通知が届く。

マモリオから離れた際、通知をタップすると最後に確認できた場所と時間を地図で確認できる(左)。見つからない場合は「みんなで探す」をタップして設定をオンにすると(1)、ほかのユーザーがマモリオにすれ違った際、場所と時間が通知される(2)(3)

加えて、マモリオが付いた忘れ物がマモリオスポットに届けられた場合も、アプリに通知が届く。マモリオスポットは、駅の改札や落とし物の集積所、百貨店などに設置されていて、全国数百カ所と増加中だ。

これらの探索機能によって、自分の大切なものが無事見つかればラッキーだ。とはいえ、まだ利用者数もスポット数も十分とはいえず、特に地方では見つかる可能性が低い。願わくばもっと普及してくれれば、と思う。

[注]マモリオは本体にGPS機能があるわけではなく、スマホやマモリオスポットと接続した際に、スマホやマモリオスポットの場所を確認して通知する。探索機能には限界があり過信は禁物だ。忘れ物や落とし物に気を付けるに越したことはない。

(ライター 青木恵美)

[日経PC21 2019年6月号掲載記事を再構成]

MONO TRENDY 新着記事

MONO TRENDY 注目トピックス
日経クロストレンド
花王ビオレ「LOHACO限定デザイン」で3倍も売れた
日経クロストレンド
KDDI社長が先読み 5G時代はリカーリングが全盛
日経クロストレンド
変な名前の高級食パン店が増殖中 仕掛け人の狙いと
日経クロストレンド
楽天OBがアットコスメでバカ売れ施策 その内容とは
ALL CHANNEL