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ホンダの電動小型二輪 静寂な走り、燃費100キロ超

2019/5/9

ホンダ初の原付き二種電動バイク「PCX ELECTRIC」

バイクのEV化が急速に進展している。2019年3月に開催された東京モーターサイクルショー2019では、台湾のキムコはじめいくつものメーカーブースで「電動バイク」が目玉として展示された。国内メーカーでは、ホンダが2018年11月、法人・事業者向けのリース用途限定で「PCX ELECTRIC」を発売した。ホンダ初の125ccクラス電動バイクだ。今回モニターとして2カ月間試乗する機会に恵まれたので、充電方法やエンジン搭載車との違いなどを紹介したい。

■125ccクラス相当の電動バイク

この「PCX ELECTRIC」は、通勤の足としても人気の高い小型スクーター「PCX」がベースとなっている。外観はほぼ一緒だが、よく見ると大きな違いがある。

まずマフラーがない。そして従来のバイクが車体下部にエンジンを搭載しチェーンで動力をタイヤに伝えるのに対し、電動バイクでは後輪部分に「モーター」が装着されている。

最高出力4.2kW(定格出力0.98kW)のモーター

従来はヘルメットなどの収納となっていたシート下は、ほぼ全面バッテリー収納部となっている。バッテリーはホンダとパナソニックが共同開発した「モバイルパワーパック」で、重さ約10キロのものを2個入れて直列接続させている。

ケーブルなどはなくバッテリーを差し込むと自動的に接続される

満充電にすると時速60キロの定地走行(1名乗車時)で41キロ走る仕様だ。走り出すとメーター内のバッテリー残量が1%ずつ減ってゆく。

充電方法は2通り用意されている。

一つは車体から充電ケーブルを引っ張りだし、100V家庭用電源につないで直接充電する方法だ。ゼロから満充電まで約6時間、夜帰宅後ケーブルをつなげば朝までには充電が完了している。

車体からプラグを引き出し家庭用電源で充電可能
バッテリー2個を屋内で充電できる専用充電器

もう一つは、バッテリーを車体から取り外し、専用バッテリー充電器を使い屋内で充電する方法だ。充電時間は約4時間で、この方法なら駐輪場での充電が難しい場合でも利用が可能だ。

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