温泉に買い物 自治体ポイントはマイナンバーでためる

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 前橋市ではNTTドコモの「dポイント」や航空会社の「マイル」などを自治体ポイントに換えられる。現状では一部に限られるが、こうした民間のポイントから交換できるようにする動きも目立つ。4月現在、協力企業は三菱UFJニコスやゆうちょ銀行など20社にのぼる。

有効期限に注意

 マイルをためている50代女性は最近、自治体ポイントに交換した。交換比率は低いが「健康上の不安で旅行へ行くのが難しくなった。地元で使えたほうが便利」。発行会社によって1ポイントの価値は異なる。自治体ポイントを民間ポイントに交換することはできないことにも注意しよう。

 また、自治体ポイントには有効期限がある。通常のポイントは100日。民間ポイントから交換したポイントは300日だ。中途半端にたまった民間ポイントを自治体ポイントに集約し、さらに有効期限を延ばすという使い方をする人もいる。

カードリーダー必要

マイナンバーカードは専用のカードリーダーを使ってマイキーIDを登録して使う

 自治体ポイントを使って、各地の特産品をインターネットで買うこともできる。ふるさと納税総合サイトを運営するトラストバンク(東京・目黒)の「めいぶつチョイス」では63自治体が参加。人気商品は阿知須(あじす)牛を使った「黒毛和牛100%ハンバーグ」(山口市)という。

 ただ、自治体ポイントを利用するには準備が必要だ。自治体に届け出てマイナンバーカードを受け取ったうえで、総務省が運営する自治体ポイントの管理サイト「マイキープラットフォーム」で「マイキーID」を設定する。

 このIDの作成にはパソコンと公的個人認証サービス対応のカードリーダーを準備しなければならない。またはマイナンバーカード発行の窓口などに置いてある端末でID登録ができる自治体もある。

 公式ポータルサイト「自治体ポイントナビ」で自分の地域の取り扱いを調べることがきる。確認してみては。

(ライター 児玉 奈保美)

[NIKKEIプラス1 2019年4月27日付]

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