マネー研究所

美味しいお金の話

初めての給与明細 額面と手取りの差から分かること ファイナンシャルプランナー 風呂内亜矢

2019/4/26

「手取り」は、額面から所得税、住民税、社会保険料を差し引いた金額で、通常「銀行口座に振り込まれる金額」を指します。財形貯蓄など自分の意思で特別に給与天引きしている金額については、差し引かずに答えることが一般的です。

■勤怠、支給、控除の3パートで構成される給与明細

額面や手取りを確認するための給与明細は、勤怠、支給、控除の3つのパートで構成されています。

勤怠は、有給休暇の取得や残業の有無などが記録されています。

支給は、基本給や資格手当、残業代などの「会社があなたに支払っている金額」が記載されています。額面は通常、この欄の合計の金額を指します。

控除は、所得税や住民税、社会保険料などの額面から差し引く金額が記載されています。支給欄の合計から控除欄の合計を差し引くと、銀行口座に振り込まれる手取りの金額を確認することができます。

■控除される項目、税金と社会保障

控除の欄で差し引かれる項目は、大きく「税金」と「社会保険料」に分かれます。税金には所得税、住民税が、社会保険料には厚生年金保険料、健康保険料、雇用保険料、介護保険料(40歳以降)が該当します。

所得税は、本来、1年間の収入から経費などを差し引いて計算します。しかし、会社員の場合は会社が代行して納税しています。毎月の給料から「給与所得の源泉徴収税額表」を基におおよその金額を算出し源泉徴収を行います。12月の年末調整では、概算で徴収していた金額を含め、1年間の金額を再計算し、過不足を調整します。12月が手取りが多いと感じるのは、所得税の概算がやや多めだったケースにあたるからです。

マネー研究所 新着記事

ALL CHANNEL